秋のG1戦線が本格化する中、東京競馬場で行われるG2・アルゼンチン共和国杯。この記事では、「アルゼンチン共和国杯過去10年間の実績」というキーワードで検索されているあなたに向けて、徹底的なデータ分析をお届けします。アルゼンチン共和国杯の過去の結果を深く知ることは、レースの傾向を掴む上で非常に重要です。アルゼンチン共和国杯 過去20年のデータや、歴代の名馬がどのようなレースを見せたのかも振り返ります。
また、アルゼンチン共和国杯 過去10年の配当傾向や、驚異的なレコード タイム、さらにはアルゼンチン共和国杯 gⅱ 過去の傾向として欠かせない、アルゼンチン共和国杯 過去 斤量の影響についても詳しく解説します。このレースの由来や、年末のアルゼンチン共和国杯 有馬記念への繋がりも無視できません。アルゼンチン共和国杯2025の予想、そしてアルゼンチン共和国杯 2025 出走予定馬を占うためにも、まずはアルゼンチン共和国杯 過去の傾向とオッズの関連性を見ていきましょう。
- 過去10年間のレース結果と配当の具体的な傾向
- 斤量(ハンデ)が勝敗に与える影響と二極化のパターン
- 有馬記念など、その後のG1レースへの関連性
- 2025年のレースを予想する上で重要なデータプロファイル
アルゼンチン共和国杯過去10年間の実績と傾向
- アルゼンチン共和国杯 由来
- アルゼンチン共和国杯 過去と歴代
- アルゼンチン共和国杯 過去20年の分析
- アルゼンチン共和国杯 過去10年の傾向
- アルゼンチン共和国杯 過去10年 配当

アルゼンチン共和国杯 由来
アルゼンチン共和国杯の歴史は、1963年にまで遡ります。このレースは、日本とアルゼンチン共和国との友好親善を目的として創設されました。その証として、アルゼンチン・ジョッキークラブから優勝カップが寄贈されたのが始まりです。
創設時の名称は「アルゼンチンジョッキークラブカップ」でした。当初は5月の東京競馬場、芝2300m(別定戦)で行われていましたが、1975年に現在の「アルゼンチン共和国杯」へと改称されています。
レースの性格を変えた1984年の変更
このレースの重要性を決定づけたのは、1984年の条件変更です。開催時期が現在の11月へ移され、距離も芝2500mに延長されました。最も大きな変更点は、競走条件が「ハンデキャップ戦」になったことです。これにより、実績馬と上がり馬が斤量の差で競い合う、G1への登竜門としての性格が確立されました。
アルゼンチン共和国杯 過去と歴代
アルゼンチン共和国杯は、過去に多くの名馬を輩出し、歴代の優勝馬はその後のG1戦線で輝かしい活躍を見せています。1984年にハンデ戦となって以降、このレースは単なるG2という枠を超え、年末のジャパンカップや有馬記念を占う重要なステップレースとして機能してきました。
東京競馬場の芝2500mというコースは、スタート直後と最後の直線で二度の坂越えが求められるタフな設定です。スタミナと持続力、そして長い直線での瞬発力という、まさにG1ホースに必要な総合力が問われる舞台と言えます。
歴代の勝ち馬には、2008年に勝利し次走のジャパンカップを制したスクリーンヒーロー、2015年に勝利し同年の有馬記念を制覇したゴールドアクター、2017年に3歳で勝利し後にジャパンカップ馬となるスワーヴリチャードなど、競馬史に名を残す馬たちが連なっています。

アルゼンチン共和国杯 過去20年の分析
ここでは、2005年から2024年まで、アルゼンチン共和国杯 過去20年のレース結果を一覧表で振り返ります。グレード制が定着し、現代競馬の傾向が色濃く出ているこの20年間のデータは、レースの全体像を把握するために不可欠です。
優勝馬だけでなく、2着馬、3着馬、そして波乱の指標となる3連単配当までを網羅することで、レースの傾向がより鮮明に見えてきます。
| 年 | 優勝馬 | 騎手 | 斤量 | 人気 | タイム | 2着馬 | 3着馬 | 3連単配当 (円) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024 | ハヤヤッコ | 吉田豊 | 58.5 | 10 | 2:29.0 | クロミナンス | タイセイフェリーク | 231,270 |
| 2023 | ゼッフィーロ | J.モレイラ | 57.0 | 1 | 2:29.9 | マイネルウィルトス | チャックネイト | 3,650 |
| 2022 | ブレークアップ | 田辺裕信 | 54.0 | 6 | 2:31.1 | ハーツイストワール | ヒートオンビート | 85,070 |
| 2021 | オーソリティ | C.ルメール | 57.5 | 1 | 2:32.4 | マイネルウィルトス | フライライクバード | 10,930 |
| 2020 | オーソリティ | C.ルメール | 54.0 | 3 | 2:31.6 | ラストドラフト | サンアップルトン | 202,520 |
| 2019 | ムイトオブリガード | 横山典弘 | 56.0 | 2 | 2:31.5 | タイセイトレイル | アフリカンゴールド | 23,070 |
| 2018 | パフォーマプロミス | C.オドノヒュー | 56.0 | 3 | 2:33.7 | ムイトオブリガード | マコトガラハッド | 49,460 |
| 2017 | スワーヴリチャード | M.デムーロ | 56.0 | 1 | 2:30.0 | ソールインパクト | セダブリランテス | 12,060 |
| 2016 | シュヴァルグラン | 福永祐一 | 58.0 | 2 | 2:33.4 | アルバート | ヴォルシェーブ | 8,290 |
| 2015 | ゴールドアクター | 吉田隼人 | 56.0 | 1 | 2:34.0 | メイショウカドマツ | レーヴミストラル | 14,570 |
| 2014 | フェイムゲーム | 北村宏司 | 57.0 | 2 | 2:30.5 | クリールカイザー | スーパームーン | – |
| 2013 | アスカクリチャン | 戸崎圭太 | 56.0 | 7 | 2:30.9 | アドマイヤラクティ | ルルーシュ | 71,300 |
| 2012 | ルルーシュ | 横山典弘 | 56.0 | 2 | 2:29.9 | カポーティスター | マイネルキッツ | 12,740 |
| 2011 | トレイルブレイザー | 安藤勝己 | 55.0 | 3 | 2:31.5 | オウケンブルースリ | カリバーン | 48,520 |
| 2010 | トーセンジョーダン | 三浦皇成 | 57.0 | 1 | 2:30.0 | ジャミール | コスモヘレノス | 42,830 |
| 2009 | ミヤビランベリ | 吉田隼人 | 57.5 | 11 | 2:30.9 | アーネストリー | ヒカルカザブエ | 922,600 |
| 2008 | スクリーンヒーロー | 蛯名正義 | 53.0 | 3 | 2:30.8 | ジャガーメイル | アルナスライン | – |
| 2007 | アドマイヤジュピタ | 村田一誠 | 54.0 | 2 | 2:30.9 | トウカイトリック | リキアイサイレンス | 175,250 |
| 2006 | トウショウナイト | 武士沢友治 | 57.5 | 1 | 2:31.0 | アイポッパー | ドラゴンキャプテン | 19,690 |
| 2005 | サクラセンチュリー | 佐藤哲三 | 57.5 | 3 | 2:32.4 | マーブルチーフ | コイントス | 167,000 |

アルゼンチン共和国杯 過去10年の傾向
検索キーワードでもある「アルゼンチン共和国杯 過去10年」に焦点を絞り、2015年から2024年までのデータを分析します。この10年間で、レースの質は大きく変わりました。前述の通り、レースタイムの高速化が進み、G1レースへの関連性が一層強まった時期と言えます。
特筆すべきは、やはり後のG1馬の活躍でしょう。2015年のゴールドアクター(同年有馬記念制覇)、2016年のシュヴァルグラン(翌年ジャパンカップ制覇)、そして2017年のスワーヴリチャード(翌年大阪杯、翌々年ジャパンカップ制覇)と、実に3年連続でG1ウィナーが誕生しています。また、2020年・2021年に連覇したオーソリティも、2021年の次走ジャパンカップで2着に好走しました。これらの事実は、このレースがG1で通用する能力の試金石であることを明確に示しています。
一方で、このレースはハンデ戦特有の波乱も併せ持っています。記憶に新しい2024年には、10番人気のハヤヤッコが8歳、58.5kgのトップハンデを背負いながら勝利しました。この8歳馬による勝利は、グレード制導入後では39年ぶりという極めて稀なケースでした。
では、中心となる世代はどれでしょうか。過去10年間のデータを集計すると、4歳馬と5歳馬が中心勢力であることは明らかです。4歳馬は、2015年ゴールドアクター、2017年スワーヴリチャード(3歳時)、2019年ムイトオブリガード、2022年ブレークアップなどが勝利しています。次いで5歳馬も、2016年シュヴァルグラン、2018年パフォーマプロミス、2020年オーソリティなどが活躍しており、充実期を迎えた馬が順当に力を発揮する傾向にあります。
3歳馬は、2017年のスワーヴリチャード(1着)、2020年のオーソリティ(1着)と、出走例自体は多くないものの、斤量面の恩恵もあり高い勝率を誇ります。もし世代トップクラスの3歳馬が出走してきた場合は、軽視は禁物です。逆に言えば、ハヤヤッコの例があるとはいえ、6歳以上のベテラン勢は連対率が著しく下がるため、基本的には厳しい戦いになると考えるべきでしょう。
次に、出走馬の「前走(ローテーション)」に注目します。過去10年で最も目立つのは、秋のG2戦線を使ってきた馬です。特に京都大賞典(G2)やオールカマー(G2)で掲示板(5着以内)に入り、ここでG1への賞金加算を狙うパターンは王道です。
ただし、注意点もあります。前走がG1(例えば天皇賞・秋)だった馬は、実績上位でもG2のハンデ戦では斤量が重くなり、取りこぼすケースも見受けられます。
もう一つの注目パターンは「条件戦(3勝クラス)を勝ち上がってきた馬」です。2022年のブレークアップ(前走:六社S 1着)のように、勢いがあり斤量も軽い上がり馬が、格上の古馬を一気に飲み込むシーンは、このレースの醍醐味の一つです。
最後に、枠順の傾向です。東京芝2500mは、スタートしてすぐに1コーナーを迎えるため、一般的には外枠が不利と見なされがちです。道中での距離ロスが発生しやすいためです。
しかし、過去10年のデータを見ると、極端な内枠・外枠の有利不利は見られません。むしろ、スタート後の位置取り争いよりも、向こう正面が長く、道中でいかに折り合ってスタミナを温存できるかが重要になります。そして、最後の長い直線での瞬発力勝負になるため、枠順そのものよりも「馬群の中で我慢できるか」「スムーズに外へ持ち出せるか」といった、馬の特性や騎手の進路取りが結果を左右する傾向が強いです。
このように、アルゼンチン共和国杯 過去10年の傾向は、「G1級の実力馬が順当に勝つ年」と「軽ハンデの上がり馬や伏兵が波乱を起こす年」が混在しています。実績馬が重い斤量を克服できるか、それとも上がり馬がその斤量差を活かして台頭するか。この力関係を見極めることが、予想の最も重要な鍵となります。

アルゼンチン共和国杯 過去10年 配当
アルゼンチン共和国杯 過去10年 配当の傾向を見ると、このレースが「堅い」側面と「荒れる」側面の両方を持つことが分かります。ハンデ戦であるがゆえの難しさが、配当に如実に表れています。
過去10年間(2015年~2024年)で、1番人気は4勝(勝率40%)と、まずまずの信頼度を誇ります。2015年(ゴールドアクター)、2017年(スワーヴリチャード)、2021年(オーソリティ)、2023年(ゼッフィーロ)が該当します。
しかし、高配当も頻発しています。
近10年の主な高配当(3連単)
- 2024年: 231,270円(1着 10番人気 ハヤヤッコ)
- 2022年: 85,070円(1着 6番人気 ブレークアップ)
- 2020年: 202,520円(1着 3番人気 オーソリティ、2着 6番人気、3着 9番人気)
このように、1番人気が勝ってもヒモ荒れで高配当になるケース(2020年)や、人気薄の馬が勝ち切るケース(2024年)があるため、馬券戦略としては手広く構えるか、あるいはその年のメンバー構成が「堅い」か「荒れる」かをしっかり見極める必要があります。
アルゼンチン共和国杯過去10年間の実績と予想
- アルゼンチン共和国杯 gⅱ 過去の傾向
- アルゼンチン共和国杯 過去 斤量の傾向
- レコード タイムとアルゼンチン共和国杯 結果
- 予想オッズとアルゼンチン共和国杯 有馬記念
- 2025とアルゼンチン共和国杯 2025 出走予定
- アルゼンチン共和国杯過去10年間の実績まとめ

アルゼンチン共和国杯 gⅱ 過去の傾向
アルゼンチン共和国杯 gⅱ 過去の傾向として最も重要なのは、このレースが「G1への登竜門」であるという点です。秋のG1シーズンが本格化する時期に、中長距離路線の実力馬と、夏を越して力をつけた上がり馬が初めて激突する舞台となります。
そのため、G1で勝ち負けするレベルの実績馬が、休み明けの叩き台として、あるいはG1出走への賞金加算のために出走してくるケースが目立ちます。一方で、条件戦を勝ち上がってきたばかりの勢いがある馬が、軽いハンデを武器に一気にG1戦線への名乗りを上げる場でもあります。
ライターの視点 このレースを分析する際は、「G1級の実力馬」と「勢いのある上がり馬」のどちらが優勢なメンバー構成になっているかを見極めるのが最初のステップです。中途半端な実績馬が中途半端なハンデを背負うと、苦戦する傾向が見られます。

アルゼンチン共和国杯 過去 斤量の傾向
アルゼンチン共和国杯はハンデキャップ競走(ハンデ戦)であるため、アルゼンチン共和国杯 過去 斤量、つまり各馬に課せられた負担重量の分析は、予想の根幹を成す最も重要な要素です。出走馬の実績や近走の成績、年齢、性別などを基に、ハンデキャッパーと呼ばれる専門家が各馬の能力が均等になるよう重量を設定します。
過去20年(2005年~2024年)のデータを詳細に分析すると、このレースの斤量傾向には非常に興味深い「二極化」の現象が見えてきます。勝利馬は、重い斤量を課せられた「実績馬」か、軽い斤量の「上がり馬」のどちらかであることが多いのです。
パターン1:重ハンデ(57.5kg以上)の実力馬
まず、57.5kg以上の重い斤量を背負った馬の成績を見てみましょう。過去20年で、この重量を背負って勝利したのは以下の5頭のみです。
- 2006年 トウショウナイト (57.5kg)
- 2009年 ミヤビランベリ (57.5kg)
- 2016年 シュヴァルグラン (58.0kg)
- 2021年 オーソリティ (57.5kg) ※連覇時
- 2024年 ハヤヤッコ (58.5kg)
20年中5勝というと、一見すると勝率が低い(このカテゴリの馬が勝ちにくい)ように感じられるかもしれません。しかし、これは「G1級の実力を持つ」とハンデキャッパーに評価された馬が、その能力を証明する舞台であることを示しています。
特に2016年のシュヴァルグラン(58.0kg)は、この勝利をステップに翌年ジャパンカップを制覇しました。また、2024年のハヤヤッコ(58.5kg)の勝利は、グレード制導入後では36年ぶりという歴史的な快挙でした。これらの事実は、G1で勝ち負けできる絶対的な実力を持つ馬であれば、このレースでは斤量の壁をも超越できることを証明しています。
パターン2:軽ハンデ(54kg以下)の上がり馬
一方で、ハンデ戦の醍醐味とも言えるのが、軽い斤量を活かして素質を開花させる上がり馬の台頭です。過去20年で、54kg以下の斤量で勝利したのは以下の4頭です。
- 2007年 アドマイヤジュピタ (54.0kg)
- 2008年 スクリーンヒーロー (53.0kg)
- 2020年 オーソリティ (54.0kg) ※3歳時
- 2022年 ブレークアップ (54.0kg)
この中で最も象徴的なのは、2008年のスクリーンヒーローでしょう。当時まだ条件戦を勝ち上がったばかりで実績はありませんでしたが、53.0kgという軽い斤量を武器に勝利。そして、次走のジャパンカップではG1馬たちを相手に勝利するという大金星を挙げました。
また、2020年のオーソリティは3歳馬として54.0kgで勝利しています。これは、同世代同士で戦う菊花賞ではなく、古馬との戦いを選んだ素質馬が、斤量の恩恵を最大限に活かした好例と言えます。2022年のブレークアップも、前走で3勝クラスを勝ったばかりの上がり馬でした。
斤量分析の注意点:「中間層」のワナ
分析から導き出される最も重要な注意点は、「55kg~57kg」という中間の斤量を背負う馬の扱いです。この斤量帯は、G3勝利やG2好走などの実績があるため、ハンデキャッパーから「それなりに評価されている」馬が集まります。
しかし、この中間層は非常に苦戦する傾向が見られます。なぜなら、58.0kg以上を背負うトップクラスの馬を能力で上回ることができず、かといって54.0kg以下の上がり馬のような斤量の恩恵も受けられない、という中途半端な立場になりがちだからです。
予想を組み立てる際は、まず出走馬の斤量表の上(重ハンデの実績馬)と下(軽ハンデの上がり馬)に注目するのがセオリーかもしれません。中途半端な実績で56.0kg前後の斤量を背負う人気馬は、このレースでは疑ってかかる価値があると言えるでしょう。

レコード タイムとアルゼンチン共和国杯 結果
近年のアルゼンチン共和国杯は、レースの結果と共に、そのレコード タイムにも注目が集まっています。東京競馬場の馬場高速化に伴い、このレースの時計も劇的に更新されてきました。
2010年 トーセンジョーダン: 2分30秒0 2012年 ルルーシュ: 2分29秒9 2017年 スワーヴリチャード: 2分30秒0 2023年 ゼッフィーロ: 2分29秒9
そして2024年、競馬史に残る驚異的なパフォーマンスが記録されます。白毛の古豪ハヤヤッコが、8歳という年齢、そして58.5kgというトップハンデを背負いながら、従来のレコードを0.9秒も更新する「2分29秒0」という驚愕のタイムで勝利しました。
2024年のレースは、前後半のラップが「1分11秒5 – 1分11秒7」という、長距離戦では稀に見る淀みのない底力勝負でした。これは、現代のアルゼンチン共和国杯が、単なるハンデ戦ではなく、真のスタミナとスピードがなければ勝ちきれない、非常に質の高いレースへ変貌していることを示しています。

予想オッズとアルゼンチン共和国杯 有馬記念
アルゼンチン共和国杯の予想オッズは、しばしば「G1級の実績馬」と「軽ハンデの上がり馬」の間で人気が割れる傾向にあります。前述の通り、過去20年で1番人気は6勝(勝率30%)と信頼度は低くありませんが、2009年(11番人気ミヤビランベリ勝利)や2024年(10番人気ハヤヤッコ勝利)のように、オッズが全く当てにならない年も存在します。
そして、このレースを語る上で欠かせないのが、同年のアルゼンチン共和国杯 有馬記念への連関性です。同じ芝2500m(コースは異なる)という距離設定と、約1ヶ月半後というレース間隔から、グランプリへ直結する重要なステップレースとされています。
アルゼンチン共和国杯から有馬記念(またはG1)へ
- ゴールドアクター (2015年) AR杯(1着) → 有馬記念(1着)
- シュヴァルグラン (2016年) AR杯(1着) → 有馬記念(6着) → 翌年ジャパンカップ(1着)
- スワーヴリチャード (2017年) AR杯(1着) → 有馬記念(4着) → 翌年大阪杯(1着)
- スクリーンヒーロー (2008年) AR杯(1着) → ジャパンカップ(1着) → 有馬記念(5着)
- オーソリティ (2021年) AR杯(1着) → ジャパンカップ(2着)
これらの事例から分かるように、アルゼンチン共和国杯を強い内容で勝ち切った馬は、その後のG1でも即通用する能力を持っていると判断できます。特に、重ハンデを克服して勝利した馬は、年末の大舞台でも最有力候補の一頭となります。

2025とアルゼンチン共和国杯 2025 出走予定
これまでの詳細なデータ分析を踏まえ、いよいよ「アルゼンチン共和国杯2025」のレース、そして「アルゼンチン共和国杯 2025 出走予定」馬について展望します。記事執筆時点(2025年10月末)は、レースへ向けた登録馬や有力馬の情報が出揃い始める重要な時期です。
過去10年間の傾向から見えてきた「勝利の法則」に基づき、今年注目すべき馬のタイプを、より具体的に解説していきます。前述の通り、このレースは「実績馬」と「上がり馬」の二極化が鮮明です。ご自身の予想と照らし合わせながらご覧ください。
注目プロファイル1:GI戦線からの転戦組(実績馬)
最も警戒すべきは、春のG1戦線(天皇賞・春や宝塚記念など)で入着を果たした、あるいはG2(京都大賞典やオールカマー)で連対した実績馬です。これらの馬は、能力の絶対値が他馬と違う可能性があります。
ハンデキャッパーから57.5kgや58.0kg、場合によってはそれ以上の重い斤量を課せられることが予想されます。しかし、前述のシュヴァルグラン(58.0kg)や、昨年のハヤヤッコ(58.5kg)の例が示す通り、真のG1級の能力を持つ馬は、この斤量を克服して勝利するケースが少なくありません。今年の出走予定馬の中に、G1で好走歴のある馬がいれば、たとえ斤量が重くても最有力候補の一頭と考えるべきです。休み明け2戦目などで状態が上向いている場合は、さらに信頼度が増します。
注目プロファイル2:夏の上がり馬(軽量・勢い)
ハンデ戦の醍醐味は、やはり勢いに乗る上がり馬です。今年の夏競馬(2勝クラス・3勝クラス)を連勝し、オープン入りを果たしたばかりの馬はいませんでしょうか。
こういった馬は、過去の実績が少ないために54kg〜55kg程度の恵まれた斤量になる可能性が高いです。2022年のブレークアップ(前走3勝クラス勝ち)や、2008年のスクリーンヒーロー(53.0kg)のように、古馬の一線級とは初対戦でも、勢いと斤量の利を活かして一気に突き抜けるパターンは、このレースの定番の一つです。未知の魅力があり、オッズ的にも妙味が出やすいタイプと言えるでしょう。
注目プロファイル3:クラシック戦線からの刺客(3歳馬)
3歳馬の動向も見逃せません。もし、今年のクラシック戦線(ダービーや神戸新聞杯、セントライト記念など)で好走した素質馬が、菊花賞ではなくこちらの古馬混合路線を選んできた場合、最大級の注目が必要です。
3歳馬は、古馬との斤量差の恩恵を受け、55kg前後(※基礎斤量や収得賞金による)で出走できるケースが多いです。2017年のスワーヴリチャードや2020年のオーソリティ(3歳時)は、この利点を活かして勝利し、その後のG1戦線へと羽ばたきました。世代トップクラスの能力があれば、古馬の壁は無いと考えるべきです。
2025年のレース展開とベテランの扱い
今年の出走予定馬の顔ぶれを見て、明確な逃げ馬がいるか、先行したい馬が多いかを確認することも重要です。もし逃げ馬不在でスローペースになれば、瞬発力勝負となりやすく、ハイペースになれば2024年のようにスタミナが問われる消耗戦になります。
また、昨年のハヤヤッコ(8歳)の激走を受け、ベテラン勢(6歳以上)の扱いも悩ましいところです。近走の着順が悪くても、東京コースや長距離戦で実績がある馬が、ハンデを見込まれて軽くなった場合は、穴馬として一考の価値があります。
ライターの視点 2025年のレースを予想する最終ステップとして、発表される「ハンデ(斤量)」を必ず確認してください。そして、ご自身が本命視する馬が、「重ハンデを克服すべき実績馬」なのか、それとも「軽ハンデを活かしたい上がり馬」なのかを明確に分類することが、的中への近道となるでしょう。

アルゼンチン共和国杯過去10年間の実績まとめ
最後に、この記事の要点となる「アルゼンチン共和国杯過去10年間の実績」に関するポイントをリスト形式でまとめます。
- 過去10年で1番人気は4勝(勝率40%)
- 一方で20万円超えの高配当も2回発生している
- 近年のG1馬(ゴールドアクター、シュヴァルグラン、スワーヴリチャード)が勝利
- オーソリティが2020年・2021年に連覇
- 2024年は8歳馬ハヤヤッコが58.5kgで勝利
- 斤量は重ハンデ(58kg以上)の実力馬が勝つケースがある
- 軽ハンデ(54kg以下)の上がり馬の台頭も目立つ
- 中途半端な実績で56kg前後の馬は苦戦傾向
- レースレコードは2024年にハヤヤッコが樹立した2分29秒0
- 近年は高速馬場でのスタミナとスピードの持続力勝負
- 有馬記念と同じ2500mでG1への重要なステップレース
- ゴールドアクターは同年に有馬記念も制覇
- シュヴァルグラン、スワーヴリチャードも後にG1馬へ
- 2025年の予想も「実績馬」対「上がり馬」の構図が鍵
- 年齢は4歳馬、5歳馬が中心だが、3歳馬やベテラン(8歳)の活躍もある
