「競馬に挑戦してみたいけど、馬券って何円から買えるの?」と感じていませんか。競馬の魅力に惹かれつつも、馬券一枚いくらするのか、競馬初心者の賭け方としていくらかけるのが適切なのか、具体的な買い方が分からず一歩を踏み出せない方も多いでしょう。この記事では、そんなあなたの疑問に答えるため、馬券の購入に必要な基本情報から、競馬でいくら儲かる可能性があるのかという夢のある話まで、幅広く解説します。馬券の種類や買い方一覧、馬単と馬連の違いといった組み合わせの基礎はもちろん、競馬初心者でも当たりやすいおすすめの買い方、さらには競馬の馬券の上手な買い方や、長期的にプラスを目指すための回収率100を超える買い方の考え方まで網羅しました。また、多くの人が気になる競馬の掛け金の平均や、避けるべきダメな買い方、そして競馬に必ず儲かる買い方は存在するのかという核心にも迫ります。馬券買い方のマークシート記入方法から、初心者向けの馬券の上手な買い方まで、この記事を読めば全てが分かります。
- 馬券が最低いくらから購入できるかが分かる
- 初心者でも当たりやすい馬券の種類と買い方が分かる
- 競馬で利益を出すための戦略的な考え方が身につく
- 避けるべき馬券の買い方と資金管理のコツが分かる
そもそも馬券何円から?基本の買い方を解説
- 馬券一枚いくら?100円から購入可能
- 馬券の買い方とマークシートの記入方法
- 馬券の種類と買い方一覧をチェック
- 初心者におすすめの当たりやすい買い方
- 初心者の賭け方といくらかけるべきか

馬券一枚いくら?100円から購入可能
結論から言うと、馬券は一枚100円から購入可能です。競馬は多額のお金が必要なイメージがあるかもしれませんが、実際にはワンコインで気軽に始められるレジャーなのです。全ての馬券は「100円単位」での購入となり、200円、300円、あるいは1,000円といったように、100円の倍数で好きな金額を賭けることができます。
このため、「お試しで1レースだけ楽しみたい」「好きな馬を少しだけ応援したい」という場合でも、ジュース1本分のお金で参加できるのが競馬の大きな魅力と言えるでしょう。初めて競馬場やウインズに行く方も、まずは100円玉をいくつか握りしめて行けば、十分にレースの興奮を味わうことが可能です。高額を賭けなくても、自分が予想した馬が走るレースを観戦するドキドキ感は変わりません。まずは少額から、競馬の雰囲気を楽しむことから始めてみてください。
馬券購入の基本単位
馬券はすべて100円単位での購入となります。100円以上であれば、200円、500円、1,000円と、100円刻みで自由に金額を設定できます。

馬券の買い方とマークシートの記入方法
競馬場でレースの興奮を味わう上で、避けては通れないのが「マークシート」を使った馬券の購入です。券売機の前にずらりと並んだカードを見ると、初心者は少し戸惑ってしまうかもしれません。しかし、それぞれのカードの役割と書き方のルールさえ覚えてしまえば、誰でも簡単に自分の予想を馬券にすることができます。ここでは、マークシートの種類ごとの使い分けから、具体的な記入例、そして自動発売機の使い方まで、ステップバイステップで丁寧に解説していきます。
マークカードの種類と賢い使い分け
まず最初に、JRAの競馬場やウインズに置かれている主要なマークカードは3種類あることを覚えましょう。あなたの予想スタイルや買いたい馬券の種類によって、使うべきカードは異なります。それぞれの特徴を理解し、スマートに使い分けることが、スムーズな馬券購入の第一歩です。
| カードの色 | 名称 | 主な用途 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| 緑色 | 一般カード | 単勝・複勝・馬連など、シンプルな買い方を1点ずつ購入する際に使用します。 | 初めて馬券を買う方や、特定の組み合わせを少しだけ買いたい方。 |
| 青色 | ながしカード | 「軸馬」を1頭(または2頭)決め、そこから複数の相手に流す「ながし」投票の専用カードです。 | 「この馬は絶対に馬券に絡む!」という自信のある馬がいる方。 |
| 赤色 | ボックス・フォーメーションカード | 選んだ馬の組み合わせを全て購入する「ボックス」や、着順を指定する「フォーメーション」用です。 | どの馬が勝つか分からない混戦レースや、より戦略的な予想をしたい方。 |
最初は緑のカードだけで十分ですが、予想に慣れてきたら青や赤のカードにも挑戦してみましょう。買い方の幅が広がり、競馬の奥深さをより一層感じられるようになりますよ。
ケース別:マークシートの具体的な記入例
それでは、実際のレースを想定して、それぞれのカードの記入方法を見ていきましょう。ここでは3つの異なるケースを例に挙げますので、ご自身の予想に合わせて参考にしてください。
【ケース1:単勝を買う場合(緑のカード)】
最も基本となる買い方です。例えば「中山競馬場 第11レース」の「2番の馬」の単勝を「100円」だけ買いたい場合、以下のようにマークします。
- 開催場: 「中山」を塗りつぶします。
- レース番号: 「11」を塗りつぶします。
- 式別: 「単勝」を塗りつぶします。
- 馬番号: 「2」を塗りつぶします。
- 金額: 「1」を塗りつぶします。
- 単位: 「百円」を塗りつぶします。
この6ヶ所を正確に塗りつぶすだけで、応援したい馬の単勝馬券が購入できます。まずはこの形をマスターしましょう。
【ケース2:馬連ながしで買う場合(青のカード)】
次に、「東京競馬場 第10レース」で、「8番の馬が強いから軸にしよう。相手は2番、5番、10番が気になるな」と考えたとします。この場合、「軸8番」から「相手2, 5, 10」への馬連ながしを各100円ずつ購入します。
- 開催場・レース番号・式別・金額・単位はケース1と同様にマークします。
- 軸: 「8」を1つだけマークします。
- 相手: 「2」「5」「10」の3つをマークします。
これで、「8-2」「8-5」「8-10」という3通りの馬連馬券を一度に購入したことになり、合計金額は300円です。
【ケース3:3連複ボックスで買う場合(赤のカード)】
最後に、「阪神競馬場 第12レース」が「どの馬が来てもおかしくない大混戦。1, 3, 6, 9, 12番の5頭が怪しい」と予想したとします。この5頭の3連複ボックスを各100円で購入します。
- 開催場・レース番号・式別・金額・単位は同様にマークします。
- カード表面の「ボックス」にチェックを入れます。
- 馬番号: 「1」「3」「6」「9」「12」の5つをマークします。
この場合、選んだ5頭の中から3頭が3着以内に入る全ての組み合わせ(10通り)が購入対象となり、合計金額は1,000円となります。
自動発売機の使い方と初心者が注意すべき点
マークシートの記入が完了したら、いよいよ自動発売機で馬券を購入します。操作は非常にシンプルですが、焦らず落ち着いて行いましょう。
- お金を入れる: まず、機械に現金(紙幣または硬貨)を投入します。
- マークカードを入れる: 記入済みのマークカードを投入口に入れます。裏表や向きを間違えないように注意してください。
- 画面で内容を確認: 投入したマークカードの内容が画面に表示されます。ここで場名、レース番号、買い目に間違いがないか最終確認をします。
- 発券・精算: 確認後、「発券」ボタンを押すと馬券が出てきます。お釣りがある場合は「精算」ボタンを押し、馬券とお釣りの両方を忘れずに受け取ります。
初心者がやりがちな3つのミス
1. 場名・レース番号の間違い: せっかく予想が当たっても、違うレースの馬券を買っていては意味がありません。必ず画面で確認しましょう。
2. お釣りの取り忘れ: レースに気を取られて、お釣りを忘れてしまうケースは意外と多いです。馬券を受け取ったら、必ず精算ボタンを押す癖をつけましょう。
3. 発券された馬券の確認不足: 機械の読み取りエラーなどで、意図しない内容の馬券が発券される可能性もゼロではありません。受け取った馬券も軽く確認しておくと万全です。
マークシート不要!より便利なキャッシュレス購入方法
最近では、マークシートを記入する手間なく、よりスマートに馬券を購入できる方法も普及しています。
スマッピー投票: JRA公式サイトで事前に買い目を作成し、発行されたQRコードを競馬場の専用端末にかざすだけで馬券が購入できるサービスです。マークシートを塗る手間や記入ミスがなく、非常にスムーズです。
UMACA(ウマカ): 事前にお金をチャージして使用するJRA版のICカードです。現金を持ち歩く必要がなく、購入金額に応じてポイントも貯まるため、頻繁に競馬場へ行く方には特におすすめできます。UMACAを使って馬券を購入する「UMACA投票」も可能です。
これらのキャッシュレス投票は、特にG1レースなどの混雑時には発売機の行列を避けられるという大きなメリットがあります。競馬に慣れてきたら、ぜひこれらの便利なサービスの利用も検討してみてください。

馬券の種類と買い方一覧をチェック
競馬には様々な種類の馬券(式別)があり、それぞれ的中条件や難易度、配当の魅力が異なります。初心者はまず、的中させやすいシンプルな馬券から始めるのが良いでしょう。ここでは、JRAで発売されている全10種類の馬券を一覧で紹介します。
| 馬券の種類 | 的中条件 | 難易度(5段階) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 単勝 | 1着になる馬を当てる | ★☆☆☆☆ | 最もシンプルで分かりやすい。応援馬券に最適。 |
| 複勝 | 3着以内に入る馬を1頭当てる | ☆☆☆☆☆ | 全券種の中で最も的中しやすい。まずは当てたい初心者向け。 |
| 枠連 | 1着と2着になる馬の枠番号の組み合わせを当てる | ★★☆☆☆ | 馬ではなく「枠」で予想する少し特殊な馬券。 |
| 馬連 | 1着と2着になる馬の組み合わせを当てる(着順不問) | ★★★☆☆ | 競馬ファンに最も人気のあるスタンダードな馬券。 |
| ワイド | 3着以内に入る2頭の組み合わせを当てる | ★★☆☆☆ | 複勝の次に当たりやすく、配当もそこそこ期待できる。 |
| 馬単 | 1着と2着になる馬を着順通りに当てる | ★★★★☆ | 馬連より難易度が高い分、配当も高くなる。 |
| 3連複 | 1着~3着になる3頭の組み合わせを当てる(着順不問) | ★★★★☆ | 高配当が狙える人気の馬券。万馬券も出やすい。 |
| 3連単 | 1着~3着になる馬を着順通りに当てる | ★★★★★ | 最も難易度が高い究極の馬券。的中すれば超高額配当も。 |
| 応援馬券 | 「単勝」と「複勝」を同時に購入 | ★☆☆☆☆ | 馬名と「がんばれ!」の文字が印字される特別な馬券。 |
| WIN5 | 指定された5レースの1着馬を全て当てる | ★★★★★+ | インターネット投票限定。最高6億円の夢がある宝くじ感覚の馬券。 |
たくさんの種類があって混乱するかもしれませんが、最初は「単勝」と「複勝」だけ覚えれば大丈夫です!まずは好きな馬を1頭見つけて、その馬の単勝と複勝を100円ずつ買ってみることから始めましょう。

初心者におすすめの当たりやすい買い方
競馬を始めたばかりの時期に、何よりも大切にしてほしいのは「当たる喜び」を純粋に体験することです。どれだけ競馬の知識を深めても、最初のうちから負けが続いてしまうと、その面白さを実感する前に心が折れてしまうかもしれません。そこで、まずは的中する確率が最も高い馬券からスタートし、自分の予想が形になる楽しさを味わうことが重要になります。
予想の第一歩:まずは1番人気の複勝を買ってみよう
初心者が最初に手に取るべき馬券として、自信を持っておすすめできるのが「複勝」です。これは選んだ馬が1着、2着、3着のいずれかに入れば的中となる、非常に懐の深い馬券です。つまり、一つのレースで3回もチャンスがあるということになります。
「でも、どの馬を選べばいいか分からない」というのが、初心者の正直な気持ちでしょう。そのような時は、まず「1番人気の馬」の複勝を買うことから始めてみてください。1番人気とは、単勝オッズが最も低く、多くの競馬ファンが「この馬が最も勝つ可能性が高い」と支持している馬のことです。競馬場のモニターや競馬新聞を見れば、必ず人気の順位が表示されています。
もちろん、1番人気の馬が必ず3着以内に入るとは限りません。しかし、統計的には3着内に入る確率は約60%以上と非常に高く、他の馬を選ぶよりも格段に的中しやすいのです。配当は110円〜150円程度と低いことが多いですが、これは「的中しやすさ」と引き換えの安心料と考えるのが良いでしょう。まずはこの方法で「100円が110円になって返ってきた!」という小さな成功体験を積み重ねることが、競馬を長く楽しむための何よりの秘訣です。
複勝の注意点
前述の通り、複勝は通常3着までが的中対象ですが、レースの出走頭数が7頭以下の場合は2着までが的中となります。また、4頭以下のレースでは複勝馬券自体が発売されませんので、その点だけ覚えておきましょう。
ワイドで「組み合わせる楽しさ」を知る
複勝で的中の感覚を掴んだら、次のステップとして「ワイド」に挑戦してみましょう。これは3着以内に入る「2頭の組み合わせ」を当てる馬券で、的中パターンが「1着-2着」「1着-3着」「2着-3着」の3通りあります。
ワイドの魅力は、複勝の次に当たりやすいという安心感を持ちつつ、「予想する楽しさ」が格段にアップする点にあります。1頭を選ぶだけでなく、「この馬と、もう1頭この馬が一緒に頑張ってくれるはずだ」と、レースの中で展開される馬同士の関係性を考える面白さが生まれます。配当も複勝よりは高くなる傾向があるため、少しだけリターンを意識したいという気持ちにも応えてくれます。
初心者向けワイドの鉄板戦略
ワイドでどの組み合わせを買えば良いか迷った際は、「1番人気の馬から、2番人気と3番人気の馬へ流す」という買い方を試してみてください。具体的には、「1番人気-2番人気」と「1番人気-3番人気」の2点を購入します。これは人気上位の馬同士で決着する可能性が高いという、競馬の基本的なセオリーに則った、非常に堅実で的中しやすい組み合わせ方です。
「複勝」と「ワイド」の使い分けまとめ
これら2つの馬券は、初心者の心強い味方です。それぞれの特徴を理解し、その日の気分やレースの状況に応じて使い分けてみてください。
| 馬券の種類 | 的中条件 | メリット | デメリット | こんな時におすすめ |
|---|---|---|---|---|
| 複勝 | 選んだ1頭が3着以内に入る | とにかく的中率が高い。難しいことを考えずに応援できる。 | 配当が低い。大きな儲けは期待できない。 | まずは的中を体験したい時。応援したい馬が1頭だけいる時。 |
| ワイド | 選んだ2頭が共に3着以内に入る | 複勝の次に当たりやすく、配当も少し期待できる。組み合わせを考える楽しさがある。 | 選んだ2頭のうち1頭しか来ないと不的中になる。 | 複勝に慣れた次のステップとして。気になる馬が2頭いる時。 |
このように、まずは複勝で「当たる」という競馬の根源的な喜びを知り、次にワイドで「予想して当てる」という戦略的な面白さに触れる。このステップを踏むことが、競馬の魅力を安全かつ最大限に引き出すための王道と言えるでしょう。焦らず、自分のペースで競馬の世界を楽しんでください。

初心者の賭け方といくらかけるべきか
競馬を楽しむ上で最も重要な原則は、「余裕資金の範囲内で遊ぶ」ということです。生活費を削ったり、借金をしてまで馬券を買うのは絶対にやめましょう。では、初心者は具体的にいくらくらいから始めるのが適切なのでしょうか。
おすすめは、「1日の予算を1,000円~2,000円程度に設定する」という方法です。馬券は100円から購入できるため、1,000円あれば最大10レース分の馬券を買うことができます。例えば、以下のような楽しみ方が考えられます。
初心者向け「1,000円」楽しみ方プラン
- 的中体験プラン:自信のある5レースを選び、それぞれ「複勝」を200円ずつ購入する。
- じっくり予想プラン:メインレースを1つに絞り、馬連やワイドの「ボックス買い」で1,000円分購入する。
- 夢追いプラン:気になる馬の「単勝」を100円ずつ買いながら、最後のレースで「3連複」に挑戦してみる。
このように、事前に予算を決めておけば、負けが込んでも熱くなることなく、健全なレジャーとして競馬を楽しむことができます。金額の大小に関わらず、レースの興奮は十分に味わえますので、無理のない範囲で自分なりの楽しみ方を見つけてください。
馬券何円からでも利益を狙う戦略的な買い方
- 馬単と馬連の違いなど組み合わせの基本
- 競馬はいくら儲かる?みんなの掛け金平均
- 初心者向け競馬で馬券の上手な買い方
- 回収率100を超える買い方とダメな買い方
- 競馬に必ず儲かる買い方はあるのか?
- 馬券何円からでも楽しめるのが競馬の魅力

馬単と馬連の違いなど組み合わせの基本
1頭を選ぶ馬券に慣れたら、次は2頭の組み合わせを予想する馬券に挑戦してみましょう。これにより、競馬の戦略的な面白さが格段にアップします。ここでは、特に混同しやすい「馬連」と「馬単」の違いについて解説します。
結論を言うと、この2つの違いは「着順を当てる必要があるかどうか」です。
- 馬連 (うまれん): 1着と2着になる馬の「組み合わせ」を当てる馬券。着順は問われません。例えば、「3番と5番」の馬連を買った場合、1着が3番・2着が5番でも、1着が5番・2着が3番でも的中となります。
- 馬単 (うまたん): 1着と2着になる馬を「着順通り」に当てる馬券。着順まで完璧に当てる必要があります。「1着3番、2着5番」の馬単を買った場合、その通りの結果でなければ的中になりません。
当然、着順まで指定する馬単の方が的中難易度は高くなりますが、その分、馬連よりも高い配当が期待できます。「どちらが1着になるかまでは分からないけど、この2頭は強い」という時は馬連、「この馬が絶対に勝つ!2着にはこの馬が来るはずだ」という確信がある時は馬単、というように予想の自信度に応じて使い分けるのが基本です。
ワイドや枠連という選択肢も
前述の通り、2頭を選ぶ馬券には他にも、3着以内に入る2頭の組み合わせを当てる「ワイド」や、馬ではなく枠で予想する「枠連」もあります。特にワイドは的中しやすいため、馬連や馬単の「保険」として同時に買っておくのも有効な戦略です。

競馬はいくら儲かる?みんなの掛け金平均
「競馬はいくら儲かるのか?」という問いに対する明確な答えはありません。なぜなら、100円が数分で数千万円になる可能性がある一方で、賭けたお金がゼロになるリスクも常にあるからです。儲けの額は、賭け金と的中した馬券のオッズ(配当倍率)によって決まります。
例えば、単勝オッズ5.0倍の馬券を100円分的中させれば、払戻金は500円(利益は400円)です。もし同じ馬券を10,000円分買っていれば、払戻金は50,000円(利益は40,000円)になります。
掛け金の平均についても、公的なデータはありませんが、楽しみ方は人それぞれです。1レース100円で楽しむライトなファンから、1レースに数十万円を投じるヘビーなファンまで様々です。重要なのは、他人と比較するのではなく、自分の資力に合った範囲で楽しむことです。
夢の高額配当記録
ちなみに、JRAの歴代最高配当記録は、2012年に記録された3連単の29,832,950円、そしてインターネット投票限定のWIN5では5億5444万6060円(2021年)という驚異的な金額が出ています。これらは非常に稀なケースですが、競馬にはこのような一攫千金の夢があることも事実です。

初心者向け競馬で馬券の上手な買い方
競馬で利益を出すためには、ただやみくもに馬券を買うのではなく、戦略的な買い方を身につけることが重要です。ここでは、初心者が覚えるべき3つの基本的な買い方戦術「ながし」「ボックス」「フォーメーション」を紹介します。
ながし
「この馬は絶対に3着以内に来る!」と強く信じる馬(軸馬)を1頭(または2頭)決め、その馬から相手となる馬(ヒモ)へ複数通り流す買い方です。軸馬への信頼度が高いレースで有効で、買い目を抑えつつ的中の可能性を広げることができます。
ボックス
「上位に来そうな馬は3~4頭に絞れるけど、着順までは分からない」というような混戦レースで有効な買い方です。選んだ馬の考えられる全ての組み合わせを自動的に購入します。軸馬を決める必要がないため初心者でも使いやすいですが、選ぶ頭数が多くなると買い目が増え、当たっても利益が出ない「トリガミ」になるリスクもあります。
フォーメーション
1着に来る馬のグループ、2着に来る馬のグループ、3着に来る馬のグループをそれぞれ指定する、最も戦略的な買い方です。ながしとボックスの良いところを組み合わせたような形で、無駄な買い目を削りつつ、自分の予想を細かく馬券に反映させたい中級者以上におすすめです。
まずは、自信のある馬を1頭見つけて「ながし」から試してみるのが良いでしょう。軸馬が的中条件を満たせば、相手に人気薄の馬が絡んだ時に高配当を掴むチャンスが生まれますよ。

回収率100を超える買い方とダメな買い方
競馬で長期的に勝ち続けるために最も重要な指標が「回収率」です。回収率とは、購入した馬券の総額に対して、払戻金の総額がどれくらいの割合かを示す数値で、回収率(%)=(払戻金合計÷購入金額合計)×100 で計算されます。この数字が100%を超えて初めて、利益が出ていることになります。
回収率100%を超えるための考え方
回収率を100%以上にするための絶対的な方法は存在しませんが、意識すべきは「過剰に人気になっている馬を避ける」ことです。単勝1番人気の馬が勝つ確率は約30%程度と言われており、人気があるからといって必ず勝つわけではありません。人気馬ばかりを買っていると、的中はしても配当が低いため、長い目で見ると回収率が100%を下回りやすくなります。
初心者がやりがちなダメな買い方
- 人気馬だけの多点ボックス買い: 的中しても払戻金が購入金額を下回る「トリガミ」の典型例です。
- 根拠のない多点買い: 不安だからといって、やみくもに買い目を増やすと、当たった時の利益が少なくなります。
- 感情的な追い上げ: 負けを取り返そうと、最終レースで無計画に大金を賭けるのは最も危険な行為です。
重要なのは、的中率の高さに一喜一憂するのではなく、長期的な視点で回収率を意識することです。時には人気薄の馬を狙う勇気も必要になります。

競馬に必ず儲かる買い方はあるのか?
多くの競馬ファンが追い求める「必ず儲かる買い方」。しかし、残念ながらその答えは「NO」です。競馬はギャンブルであり、絶対に勝てる必勝法は存在しません。
その最大の理由は「控除率」の存在です。私たちが購入した馬券の売上総額から、JRA(日本中央競馬会)が運営費などとして約25%(券種により異なる)を天引きします。そして、残りの約75%を的中者で分け合うのが払戻金の仕組みです。つまり、馬券を買った瞬間に、全ての参加者は平均してマイナス25%の状態からスタートしていることになります。
「必勝法」を謳う情報には要注意
インターネット上には「競馬必勝法」や「絶対に儲かる情報」といった謳い文句で高額な情報料を請求するサイトや個人が存在しますが、これらは詐欺である可能性が極めて高いです。前述の控除率の仕組みを考えれば、100%勝てる方法などあり得ないことが分かります。甘い言葉に騙されないようにしましょう。
競馬で利益を出すということは、この控除率の壁を越えて、他の馬券購入者よりも優れた予想をするということです。それは決して簡単なことではありませんが、だからこそ予想が的中した時の喜びは大きいのです。「必ず儲かる」という幻想は捨て、レースを分析し、自分なりの根拠を持って馬券を購入するプロセスそのものを楽しむことが、競馬と長く付き合うための秘訣です。

馬券何円からでも楽しめるのが競馬の魅力
- 馬券は一枚100円から購入できる
- 初心者はまず1日の予算を1000円程度に設定するのがおすすめ
- 最も当たりやすい馬券は3着以内に入れば的中となる複勝
- 馬券の買い方はマークシートを塗りつぶすのが基本
- スマホで買い目を作成できるスマッピー投票も便利
- 馬券には単勝から3連単まで全10種類がある
- 馬連は着順不問、馬単は着順通りの組み合わせを当てる馬券
- 戦略的な買い方にはながし・ボックス・フォーメーションの3種類がある
- 自信のある軸馬がいるなら「ながし」が有効
- どの馬が勝つか分からない混戦レースでは「ボックス」が便利
- 長期的な利益を目指すには的中率より回収率が重要
- 当たっても購入額を下回るトリガミには注意が必要
- 人気馬ばかりを買い続けても回収率を上げるのは難しい
- 競馬には控除率があるため必ず儲かる買い方は存在しない
- 馬券は何円からでも、自分の予算に合わせて楽しめるレジャーである
