「競馬で必ず儲かる買い方はないか…」そうお考えのあなたが、複勝という馬券にたどり着いたのは、ごく自然なことかもしれません。インターネットやSNS上では、競馬は複勝が一番だという声や、実際に複勝で勝ってる人の体験談が溢れています。複勝でコツコツと利益を積み上げ、複勝で勝ち続ける、そんな複勝の達人や勝ち組の姿に憧れ、いずれは競馬の複勝だけで生活してみたいと夢見る方も少なくないでしょう。そのための具体的な競馬の複勝の買い方や書き方、さらには究極ともいえる競馬の複勝必勝法や投資法を探しているのではないでしょうか。しかし、一方で、複勝必勝法の暴露情報や、複勝転がしで1億円を目指すことの現実性、そして複勝オッズの本当の意味について、疑問や不安を感じているはずです。この記事では、あなたのそんな全ての疑問に答えるべく、複勝馬券に関する情報を徹底的に解説していきます。
この記事で分かること
- 複勝で利益を出すための具体的な思考法
- 「必勝法」に頼らない現実的な資金管理術
- 複勝で生活することの税金面での大きな注意点
- データ分析に役立つJRA公式ツールの活用方法
「競馬で必ず儲かる買い方」は複勝にあるのか?
- なぜ競馬は複勝が一番と言われるのか?
- 複勝の達人が指南する買い方と馬券の書き方
- 複勝オッズの仕組みと期待値の考え方
- 複勝で勝ってる人たちに学ぶ勝ち組の思考
- 複勝で勝ち続けるためのメンタルコントロール

なぜ競馬は複勝が一番と言われるのか?
競馬の馬券には10種類もの券種がありますが、多くの経験者が口を揃えて「まずは複勝から始めるべき」と語ります。また、勝ち続けている人の中には、複勝だけを買い続ける専門家も少なくありません。なぜ、これほどまでに複勝は「一番」や「基本」と言われるのでしょうか。その理由は、単に「勝ちやすい」という言葉だけでは片付けられない、複勝が持つ本質的な魅力と構造にあります。
的中率の高さ:他の馬券を圧倒する「当てやすさ」
複勝が一番と言われる最大の理由は、他のどの馬券と比較しても圧倒的に的中条件が緩やかである点に尽きます。基本的なルールは、「選んだ1頭の馬が3着以内に入れば的中」という非常にシンプルなものです。
出走頭数による条件の変化
注意点として、的中条件は出走頭数によって変わります。JRAのルールでは、出走が8頭以上のレースでは3着までが的中となりますが、7頭以下のレースでは2着までが的中対象となります。頭数が少ないレースでは、少しだけ条件が厳しくなることを覚えておきましょう。
この「3着以内」という条件が、どれだけハードルが低いか、他の主要な馬券と比較すると一目瞭然です。
| 馬券の種類 | 的中条件 | 的中難易度 | 配当の傾向 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 選んだ1頭が3着以内に入る | 極めて低い | 低い |
| 単勝 | 選んだ1頭が1着になる | 高い | 中〜高 |
| ワイド | 選んだ2頭が両方3着以内に入る | 低い | 低い |
| 馬連 | 選んだ2頭が1着・2着になる(順不同) | 非常に高い | 高い |
| 3連単 | 選んだ3頭が1着・2着・3着に順番通り入る | 極めて高い | 非常に高い |
例えば、18頭立てのレースで考えてみましょう。1着をピンポイントで当てる単勝の的中確率は単純計算で1/18ですが、3着までに3頭入る複勝の的中確率は3/18(1/6)となります。この「当てやすさ」は、特に競馬初心者にとって大きなメリットとなります。なぜなら、的中という成功体験を積み重ねることで、モチベーションを維持しながら、レースの分析や反省といった次のステップに進むことができるからです。
複勝の「守備力」:大負けしにくい資金管理のしやすさ
複勝のもう一つの大きな魅力は、その「守備力の高さ」にあります。高配当を狙う3連単などの馬券は、当たれば大きい一方で、数十連敗することも珍しくありません。一度の不的中で大きな精神的ダメージを受け、冷静な判断を失ってしまうリスクがあります。
一方で複勝は、的中率が高いため、比較的コンスタントに払戻しを得られます。これにより、長期的な連敗に陥るリスクが低く、精神的な安定を保ちやすいのです。
これは、後ほど詳しく解説する「均等買い(定額投資法)」といった、長期的な資金管理を行う上で非常に重要な要素です。大勝ちしにくい代わりに、大負けもしにくい。このブレの少なさこそが、複勝を「投資」の対象として捉えるプロたちが愛用する理由なのです。
知っておくべき2つの罠:低配当と「トリガミ」のリスク
もちろん、複勝にもデメリットは存在します。それは、的中しやすさの裏返しでもある「配当の低さ」です。
特に、誰もが強いと認める1番人気の馬などは、複勝オッズが1.1倍~1.3倍といった低い水準になることが頻繁にあります。ここで注意しなければならないのが、「トリガミ」というリスクです。
トリガミとは?
トリガミとは、「的中したにもかかわらず、購入金額よりも払戻金額が下回ってしまう」状態を指します。例えば、ある馬の複勝に1,000円を投じたとします。見事にその馬は2着に入り、馬券は的中しました。しかし、一緒に3着以内に入った馬がどちらも上位人気だったため、最終的な複勝配当が「1.0倍」になってしまうことがあります。この場合、1,000円の投資に対して払戻しは1,000円。利益はゼロということになります。これがトリガミの正体です。
複勝で利益を出していくためには、ただ的中させるだけでなく、「この馬は、このオッズに見合うだけの実力と好走確率があるか?」を常に見極め、トリガミのリスクを上回る期待値がある馬券だけを選んで購入する、という冷静な視点が不可欠となるのです。

複勝の達人が指南する買い方と馬券の書き方
複勝で着実に利益を出し続けている、いわゆる「複勝の達人」と呼ばれる人々は、単に的中率の高さだけに注目しているのではありません。彼らは、「①レース選び」「②馬選び」「③資金管理」という3つの要素を、感情を排して徹底しています。これらが有機的に連動して初めて、長期的なプラス収支が現実のものとなるのです。ここでは、彼らの思考に基づいた買い方の核心部分と、基本的な馬券の購入方法を、より深く掘り下げて解説します。
達人の買い方①:期待値を高める「レース選び」
達人たちの思考の第一歩は、「どのレースで勝負するか」を厳選することです。JRAでは1日に最大36レースも開催されますが、そのすべてに手を出すのは無謀と言えます。的中精度を上げ、無用なリスクを避けるために、彼らは明確な基準でレースを選んでいます。
複勝に適したレースの条件
- 原則は「12頭立て以下の少頭数レース」
出走頭数が少ないほど、個々の馬が実力を発揮しやすくなり、不確定な「紛れ」が起こりにくくなります。これは、予想の精度を高める上で非常に有利な条件です。逆に16頭を超えるような多頭数レースは、進路妨害などの不利が発生しやすく、実力馬であっても凡走するリスクが高まります。 - 自分の「得意な条件」に絞る
「芝の短距離戦は得意だけど、ダートの長距離戦はさっぱり分からない」といったように、人には誰しも得意・不得意な条件があります。達人たちは、自分の得意な条件(競馬場、距離、クラスなど)を客観的に把握し、そのレースだけに資金を集中させています。
例えば、どんなに注目度が高いG1レースであっても、もし自分の不得意な条件であれば、彼らは迷わず「見(ケン)」を選択します。自信のないG1レースに手を出すより、はるかに自信のある平場の未勝利戦を選ぶ。この冷静な判断が、長期的な利益を支えているのです。
達人の買い方②:期待値の塊となる「馬選び」
勝負するレースを決めたら、次はいよいよ馬選びです。前述の通り、達人たちが重視するのは、「期待値」の高い馬券を購入すること。つまり、「その馬が好走する確率」が「オッズ(人気)」を上回っている、世間から過小評価されている馬を探し出す作業です。そのためには、以下のような多角的な視点から馬を分析します。
ファクター1:近走の内容を深読みする
단순히着順の数字だけを見るのではなく、その内容を精査します。例えば、前走が10着でも、スタートで大きく出遅れたり、直線で前が壁になる致命的な不利があったりした場合、その馬の本来の実力は出し切れていません。むしろ、不利がありながらも最後まで脚を伸ばしていた馬は、次走で人気が落ちるため、絶好の狙い目となることがあります。
ファクター2:調教で「状態の上昇度」を見極める
調教タイムや動きからは、その馬の現在のコンディションを読み取れます。専門的な知識がなくても、「前走時よりも時計が速い」「併せた馬を楽に突き放している」といった点は、状態が上向いている分かりやすいサインです。特に、休み明けの馬などは、調教でどれだけ仕上がっているかが好走の鍵を握ります。
ファクター3:騎手とコースの「相性」を確認する
騎手や厩舎には、それぞれ得意な競馬場やコースが存在します。「中山ダート1200mならこの騎手」「東京芝1600mならこの厩舎」といった、データに基づいた「鉄板パターン」を知っているかどうかは、予想の精度に大きく影響します。
JRA公式サイトのデータ活用
これらのデータは、JRA公式サイトの「データファイル」というコーナーで誰でも無料で確認できます。騎手や調教師のコース別成績などを活用し、自分だけの得意パターンを見つけ出すのも競馬の醍醐味の一つです。
ファクター4:パドックで最後の「気配」を読む
レース直前に馬の状態を直接確認できるパドックは、重要な情報源です。初心者向けに、最低限チェックしたいポイントを2つ挙げます。
- 落ち着き:極端に興奮してイレ込んでいる馬は、レース前に体力を消耗している可能性があり、注意が必要です。適度な気合乗りで、周回に集中できている馬が理想です。
- 馬体の張り・毛ヅヤ:冬場でも毛ヅヤがピカピカと輝き、筋肉に張りがある馬は、体調が良い証拠とされています。
ただし、パドックの評価は非常に奥が深く、短時間で見極めるのは困難です。あくまで他の予想ファクターと組み合わせた上での、最後の答え合わせと位置づけるのが良いでしょう。
達人の買い方③:基本的な馬券の書き方と購入方法
ここまでの分析を経て購入する馬を決めたら、いよいよ馬券の購入です。購入方法は、競馬場やWINSで直接購入する「マークシート方式」と、インターネット経由で購入する「ネット投票」の2つが主流です。
マークシート方式(競馬場・WINS)
競馬場やWINSに設置されているマークシートを使います。複勝の記入は非常にシンプルです。
(ここにJRAの複勝マークシートの記入例画像があるイメージ)
- 場所(競馬場):馬券を購入したいレースが行われる競馬場を塗りつぶします。
- レース:購入したいレースの番号(例:11R)を塗りつぶします。
- 式別:「複勝」の欄をしっかりと塗りつぶします。
- 馬番号:選んだ馬の番号(例:7番)を塗りつぶします。
- 金額:購入したい金額の数字と単位(例:1と千円)を塗りつぶします。
記入が完了したら、自動券売機にマークシートとお金を入れて馬券を発行します。レースが終わるまで、発行された馬券はなくさないように大切に保管しましょう。
ネット投票(即PAT・JRAダイレクト)
現在、多くの競馬ファンが利用しているのが、JRAの公式インターネット投票サービスです。指定の銀行口座があれば、スマートフォンやパソコンから簡単に登録・購入ができます。
ネット投票の主なメリット
- 場所を選ばない:自宅や外出先など、どこにいても馬券を購入できます。
- 締切直前まで検討可能:レース直前のオッズ変動やパドックの気配を確認してから購入できるため、より精度の高い予想が可能です。
- 購入がスムーズ:マークシートの記入ミスや券売機の行列といったストレスがありません。
- 払戻金は自動入金:的中した場合、払戻金は登録した銀行口座に自動で振り込まれるため、換金忘れの心配がありません。
達人と呼ばれる人々の多くは、これらのメリットを最大限に活用し、レース直前までじっくりと情報を吟味した上で、ネット投票を利用してスマートに馬券を購入しています。

複勝オッズの仕組みと期待値の考え方
複勝のオッズは、単勝や馬連とは少し異なる「2.1-3.5」といった特殊な表示がされます。これは単なる倍率ではなく、全競馬ファンの心理が凝縮された重要な指標です。この数字の仕組みを深く理解し、その裏に隠された「期待値」を読み解くことこそ、感覚的なギャンブルから、論理的な投資へとステップアップするための鍵となります。
複勝オッズの「幅」が示す本当の意味
複勝オッズに「幅」がある理由は、払戻しの対象となる馬が3頭いるという特性に起因します。レースが確定するまで、あなたの選んだ馬(仮にAとします)と一緒に3着以内に入る残り2頭(B、Cとします)がどの馬になるか分かりません。そのためJRAは、考えられる組み合わせの中から、払戻金が最も低くなるケースと、最も高くなるケースを算出し、オッズの幅として表示しているのです。
オッズの幅が決まる仕組み
- オッズの下限(例:2.1倍)
あなたの選んだ馬Aの他に、1番人気や2番人気といった人気上位の馬がB、Cとして入着した場合に想定される、最も低い払戻しです。 - オッズの上限(例:3.5倍)
あなたの選んだ馬Aの他に、人気薄の馬がB、Cとして入着した場合に想定される、最も高い払戻しとなります。
つまり、このオッズの幅は「レースの波乱度」を教えてくれるバロメーターとも言えます。例えば、ある馬の複勝オッズが「1.1-1.2」のように非常に狭い場合、それは「他の上位人気馬も非常に信頼されており、堅い決着になる可能性が高い」と市場が判断している証拠です。逆に「2.5-5.0」のように幅が広ければ、それは「上位人気に信頼がなく、どの馬が来てもおかしくない波乱含みのレース」であることを示唆しています。
競馬で勝つための生命線「期待値」の概念
前述の通り、長期的に競馬で利益を上げるためには期待値という考え方が生命線となります。これは、「その馬券を買い続けた場合に、平均して購入金額の何倍の払戻しが期待できるか」を示す数値です。
大前提として、競馬の払戻金は、ファンが投じた総売上からJRAの取り分である控除率(テラ銭とも呼ばれます)を差し引いた額が原資となります。単勝と複勝の控除率は約20%なので、ファンは残りの約80%のパイを奪い合っている構図です。つまり、全ての馬券の期待値の平均は約0.8となり、何も考えずに買い続ければ、最終的には資金が80%に減っていくように設計されているのです。
このため、私たちが目指すのは、数ある馬券の中から期待値が1.0を上回る、すなわち「割安」な馬券を見つけ出す作業に他なりません。
複勝の味方「JRAプラス10」とは?
複勝馬券の期待値を語る上で欠かせないのが「JRAプラス10」という制度です。これは、払戻金が100円(元返し)だった場合に、JRAの売上から10円を上乗せして「110円(1.1倍)」で払い戻してくれるファンサービスです。特に圧倒的1番人気の複勝など、元返しの可能性が高い馬券では、この制度によって期待値がわずかに底上げされることになります。これは、複勝馬券の隠れたメリットの一つと言えるでしょう。
期待値は、あなた自身の予想を用いて、以下の式で考えることができます。
期待値 = あなたが予想するその馬の複勝率(3着以内に入る確率) × オッズ
例えば、ある馬の複勝オッズが2.5倍だったとします。あなたが様々な要素を分析した結果、「この馬が3着以内に入る確率は50%(0.5)は堅い」と判断したならば、その馬券の期待値は「0.5 × 2.5 = 1.25」となります。これは期待値が1.0を大きく超える「非常においしい馬券」と判断し、勝負する価値がある、という結論に至るのです。
実践編:オッズの歪みから「妙味」を見つけ出す
期待値の高い馬券は、他のファン心理が生み出す「オッズの歪み」に隠されていることがよくあります。ここでは、その歪みを見つけ出すための具体的なテクニックを2つ紹介します。
テクニック1:単勝と複勝のオッズを比較する
時々、「単勝では7番人気なのに、複勝では3番人気」というように、単勝と複勝の人気が大きく乖離している馬がいます。これは、「1着を獲るほどの爆発力はないかもしれないが、3着以内なら堅実に確保してくれるだろう」と考える馬券巧者たちが、複勝に多額の資金を投じているサインかもしれません。このような馬は、世間一般の評価以上に好走率が高い可能性があり、狙ってみる価値があります。
テクニック2:時系列オッズの動きに注目する
レース締切が近づくにつれて、オッズは刻々と変動します。特に、締切10分前から直前にかけて、ある特定の馬の複勝オッズだけが急激に下がっていく(売れていく)ことがあります。これは、何らかの確信的な情報を持った関係者や、大口の勝負師がまとまった資金を投じた可能性を示唆しています。
もちろん、これらのオッズの動きは、必ずしも的中を保証するものではありません。しかし、馬柱のデータだけでは読み取れない「生きたお金の流れ」を示してくれる貴重な情報です。予想に迷った際の、最後の後押しとして参考にするのは非常に有効な手段と言えるでしょう。
このように、オッズは単なる数字の羅列ではありません。過去のデータと現在のファン心理が交差する、非常に興味深い情報なのです。この数字と対話するように分析できるようになれば、競馬はもっと知的で奥深いゲームになりますよ。

複勝で勝ってる人たちに学ぶ勝ち組の思考
複勝で継続的に利益を上げている、いわゆる「勝ち組」の人々は、決して特別な予想法を持っているわけではありません。彼らが徹底しているのは、感情に左右されない鉄の規律と、客観的なデータに基づいた判断です。その思考の根幹には、行動経済学でいう「プロスペクト理論」への深い理解があります。
人間心理の罠「プロスペクト理論」
プロスペクト理論とは、「人間は利益を得る喜びよりも、損失を被る苦痛をより大きく感じる」という心理的傾向を説明したものです。競馬に当てはめると、以下のような非合理的な行動につながりがちです。
- 損失を取り返したい:負けが込むと、冷静な判断ができなくなり、一発逆転を狙って無謀な大穴馬券に手を出してしまう。
- 目の前の利益を確定させたい:少しでもプラスになると、リスクを避けてすぐに勝ち逃げしようとし、大きな利益を得るチャンスを逃してしまう。
特に「負けを取り返そう」という心理は、資金管理を崩壊させる最大の敵です。1日の負け額の上限を決め、それを超えたら潔くその日の競馬をやめる。この損切りルールを守れるかどうかが、勝ち組と負け組の決定的な分かれ道となります。
複勝で勝っている人は、この人間の本能的な弱さを自覚し、あらかじめ定めたルールを淡々と実行することで、感情的な判断を排除しています。彼らにとって競馬は、一喜一憂するギャンブルではなく、期待値を追い求める冷静な試行の繰り返しなのです。

複勝で勝ち続けるためのメンタルコントロール
長期的に複勝で勝ち続けるためには、馬の分析能力と同じくらい、あるいはそれ以上に強靭なメンタルが求められます。どれだけ優れた予想法を持っていても、一度の負けで冷静さを失い、ルールを破ってしまえば、それまでの積み重ねは一瞬で崩れ去ります。
勝ち続けるためのメンタルを維持する上で最も重要なのは、「見(ケン)する勇気」を持つことです。競馬は毎日、多くのレースが行われていますが、そのすべてに参加する必要は全くありません。
自分の得意な条件まで待つ
「期待値が高い」と判断できるレースがなければ、その日は馬券を買わない。たとえそれがG1レースであっても、自信がなければ手を出さない。この自制心こそが、無駄な損失を減らし、トータルでのプラス収支を守るための最強の武器となります。
また、的中率や回収率といった客観的な記録を付け続けることも、メンタルを安定させる上で非常に有効です。記録を付けることで、自分の得意なパターンや苦手なパターンが明確になり、感情論ではなくデータに基づいた改善が可能になります。不調な時期に陥っても、「これまでのデータを見れば、長期的にはプラスになっている」と自分を客観視でき、冷静さを取り戻す助けとなるでしょう。
「今日はどうしても勝ちたい!」という気持ちが芽生えた時こそ、一番危険なサインです。そんな時こそパソコンを閉じて、散歩にでも出かけるくらいの余裕が、結果的にあなたの資金を守ることにつながります。
現実的な「競馬 必ず儲かる 買い方 複勝」の探求
- 競馬の複勝で生活は本当に実現できるのか
- 複勝でコツコツ稼ぐための具体的な投資法
- 複勝転がしで1億円を目指すリスクと現実
- 競馬の複勝必勝法の真実を暴露します

競馬の複勝で生活は本当に実現できるのか
「複勝で生活する」という言葉は、競馬ファンにとって究極の夢かもしれませんが、結論から言うと、これは極めて非現実的です。その最大の障壁となるのが、税金の問題です。
立ちはだかる「一時所得」の壁
競馬で得た利益は、法律上「一時所得」として扱われるのが原則です。一時所得の計算方法は以下の通りです。
一時所得の課税対象額 = (払戻金総額 – 当たり馬券の購入費用 – 特別控除50万円) ÷ 2
ここで最も重要なポイントは、経費として認められるのが「当たり馬券の購入費用のみ」という点です。つまり、大量のハズレ馬券は一切経費として認められません。
税金のシミュレーション
これがどれだけ厳しいことか、具体的な例で見てみましょう。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 年間総購入額 | 500万円 |
| 年間総払戻額 | 520万円 |
| 当たり馬券の購入額 | 200万円 |
| ハズレ馬券の購入額 | 300万円 |
この場合、手元に残る利益は「520万円 – 500万円 = 20万円」です。しかし、税金の計算上は、ハズレ馬券の300万円は経費になりません。
- 払戻金:520万円
- 経費(当たり馬券):200万円
- 特別控除:50万円
課税対象額 = (520万 – 200万 – 50万) ÷ 2 = 135万円
となり、手元の利益は20万円しかないにもかかわらず、135万円の所得があったと見なされ、これに対して所得税や住民税が課せられるのです。これでは、生活資金どころか、税金を支払うために借金をすることになりかねません。
雑所得と認められるのは極めて稀
過去に、大規模かつ継続的な馬券購入が「営利を目的とする継続的行為」と認められ、ハズレ馬券も経費になる「雑所得」と判断された最高裁判例は存在します。しかし、これは専用のソフトを使い、年間数億円規模の馬券を機械的に購入していたような極めて特殊なケースです。一般のファンが同様の主張を認めさせるのは、現実的に不可能に近いと言えるでしょう。
(参照:国税庁 払戻金の所得区分についての最高裁判決)
以上のことから、税金を考慮すると、競馬の複勝だけで安定した生活を築くことは、制度上、極めて困難であると言わざるを得ません。

複勝でコツコツ稼ぐための具体的な投資法
複勝で長期的な利益を目指す上で、レースや馬を分析する「予想の技術」と同じくらい、いや、それ以上に重要なのが「資金管理の技術」です。一攫千金を狙うギャンブル的な思考を捨て、コツコツと利益を積み上げていく投資的な視点が不可欠となります。ここでは、あなたの貴重な資金を守り、着実に育てていくための具体的な投資法について、その核心を詳しく解説します。
最強の投資法は「均等買い(定額投資法)」一択
数ある資金管理術の中で、複勝投資において最も基本的かつ最強と言えるのが「均等買い(定額投資法)」です。これは、その名の通り、レースの自信度やオッズに関わらず、1レースに投じる金額を常に一定に保つという、極めてシンプルな手法です。
均等買いの具体的なルール設定
- 総資金(予算)を明確にする
まず最初に、「万が一、全額なくなっても生活に影響が出ない」という範囲で、競馬に使う総資金を明確に決定します。この予算額は、感情的にならずに投資を続けるための防波堤となります。 - 1レースあたりの投資額を決める
次に、1レースあたりの投資額を「総資金の1%~2%」の範囲で設定します。例えば、総資金が10万円なら、1レースあたり1,000円~2,000円が上限です。
この「1%ルール」の強力な点は、その圧倒的な防御力にあります。仮に1レース1%ずつ投資する場合、理論上は100連敗しない限り資金はゼロになりません。競馬ではどれだけ優れた予想家でも、不調期には10連敗、20連敗を経験することがあります。そんな時でも資金が尽きる心配がないという安心感が、冷静な判断を保つための大きな精神的支えとなるのです。
【厳禁】手を出してはいけない「追い上げ式」投資法
「負けた分を次のレースで取り返したい」という心理は、誰にでも芽生えるものです。しかし、この心理に基づいて賭け金を増やしていく「追い上げ式」の投資法は、資金を溶かす最も典型的なパターンであり、絶対に手を出してはいけません。
ここでは、代表的な追い上げ手法とその危険性をシミュレーションで見てみましょう。
代表例①:マーチンゲール法
「負けたら、次の賭け金を倍にする」という、最も有名な追い上げ手法です。一見、一度勝てば必ず利益が出るように思えますが、その裏には恐ろしい罠が潜んでいます。
| 連敗数 | 次のレースの投資額 | 累計損失額 |
|---|---|---|
| 1連敗 | 2,000円 | 1,000円 |
| 3連敗 | 8,000円 | 7,000円 |
| 5連敗 | 32,000円 | 31,000円 |
| 10連敗 | 1,024,000円 | 1,023,000円 |
いかがでしょうか。たった10連敗で、次のレースには100万円以上の資金が必要になります。複勝であっても、これくらいの連敗は十分に起こり得るのが競馬の怖いところです。
代表例②:ココモ法
「負けたら、前回と前々回の賭け金を合計した額を賭ける」という、マーチンゲール法よりは賭け金の上昇が緩やかな手法です。しかし、これもまた、連敗が続けば非現実的な金額に達します。
追い上げ式が競馬で通用しない決定的理由
これらの追い上げ手法は、「無限の資金」と「無限に賭けられる環境」があって初めて理論上成立します。しかし、現実の競馬には個人の資金の限界と、JRAが定める1レースあたりの購入上限額という明確な天井が存在します。いつかは必ず物理的・精神的に限界を迎え、取り返しのつかない損失を被ることになるのです。
利益を伸ばす「パーレー法」との賢い付き合い方
追い上げ式とは逆に、「勝ったら、払戻金を次のレースに全額投じる」という、利益を伸ばすための手法がパーレー法(逆マーチンゲール法)です。いわゆる「コロガシ」と同じ考え方です。
この手法は、少ない元手で大きな利益を狙える魅力がある一方で、一度でも負ければ利益はすべてゼロになるという大きなデメリットを抱えています。
パーレー法は、メインの投資法として採用すべきではありません。しかし、「今日の午前中のレースで得た3,000円の利益分だけ、メインレースで転がしてみよう」といったように、あくまでゲーム感覚で、失っても良い利益の範囲内で楽しむのであれば、競馬のスリルを味わうための有効なスパイスになります。重要なのは、決して元々の軍資金には手を付けないことです。
結論として、複勝でコツコツと資産を築くことを目指すのであれば、攻撃的な手法に目を向けるのではなく、鉄壁の守備を誇る「均等買い」を淡々と、そして愚直に実行し続けること。それこそが、勝利への唯一にして最短の道筋なのです。

複勝転がしで1億円を目指すリスクと現実
「複勝転がし」は、競馬ファンの間で語られる夢のある馬券術の一つです。これは、最初のレースで得た払戻金を、次のレースの購入資金に全額投じる、という行為を繰り返していく手法です。うまくいけば、雪だるま式に資金が増えていくため、「複勝転がしで1億円」といった景気の良い話も聞かれます。
しかし、その実態は極めて成功率の低いハイリスク・ハイリターンな手法であることを理解しなければなりません。
成功の裏にある天文学的な確率
仮に、1万円を元手に、常にオッズ1.2倍の複勝を的中させ続けた場合のシミュレーションを見てみましょう。
| 連勝回数 | 資金 |
|---|---|
| 5連勝 | 約2.5万円 |
| 10連勝 | 約6.2万円 |
| 20連勝 | 約38.3万円 |
| 30連勝 | 約237万円 |
| 40連勝 | 約1,470万円 |
| 48連勝 | 約1億円 |
表を見ると、1億円を達成するためには、1.2倍という堅いオッズの馬券を48回連続で的中させ続ける必要があります。たとえ1レースの的中率が80%あったとしても、48連勝する確率は天文学的に低くなります。そして何より、たった1回の不的中で、それまで積み上げてきた資金はすべてゼロになるのです。
連勝が続くほど、「次のレースで失敗したら全て失う」という精神的なプレッシャーは計り知れないものになります。冷静な判断を保ち続けるのは至難の業でしょう。複勝転がしは、あくまで余剰資金の範囲で楽しむゲームと割り切り、生活を賭けた投資法として考えるべきではありません。

競馬の複勝必勝法の真実を暴露します
インターネットで競馬の勝ち方を検索すると、「複勝 必勝法」「絶対に儲かる」といった、非常に魅力的で心を惹きつける言葉が目に飛び込んでくることでしょう。もしあなたが、楽をして簡単に、そして確実に儲かる魔法のような方法を探しているのなら、大変残念ですが、この記事はあなたの期待に応えることはできません。しかし、本気で競馬と向き合い、長期的に勝ち続けたいと願うのであれば、これ以上ないほど重要な「真実」を、ここでお伝えします。
結論から申し上げます。競馬に100%の確率で勝てる必勝法は、この世に絶対に存在しません。
もし、万が一そんな方法が本当に存在するならば、その開発者は誰にも教えることなく、たった一人で静かに、そして合法的に無限のお金を生み出し続けているはずです。それをわざわざ赤の他人に販売したり、有料で公開したりする理由がどこにあるでしょうか。その時点で、その話は論理的に破綻しているのです。
100%の必勝法が存在しない、2つの絶対的根拠
なぜ、これほど断言できるのか。それには、競馬というゲームが持つ、揺るぎない2つの構造的・本質的な根拠が存在します。
根拠①:控除率という、誰も越えられない「数学的な壁」
前述の通り、JRAが販売するすべての馬券には控除率(通称:テラ銭)が設定されています。これは、JRAがレースを運営していくための手数料であり、いわば競馬に参加するための「参加費」のようなものです。複勝の控除率は約20%ですが、これは、私たちが10,000円分の馬券を購入した瞬間、その価値はJRAに2,000円を支払った後の8,000円になっていることを意味します。
つまり競馬とは、参加者全員が最初に合計20%の参加費を支払った上で、残りの80%の資金(パイ)を的中者同士で奪い合う「マイナスサム・ゲーム」なのです。全員がプラス収支で終わることが構造上不可能である以上、「参加者全員が勝てる必勝法」など、数学的に存在し得ないことは自明の理です。
根拠②:予測不可能な「無数の不確定要素」
競馬は、「馬」という感情を持った生き物が主役です。これが、サイコロやルーレットといった無機質な確率ゲームとは決定的に異なる点です。レースの結果は、人間の力では到底コントロール不可能な、無数の不確定要素が複雑に絡み合って決まります。
- 馬のコンディション:当日の体調、気分、馬体重の増減
- レース展開:ペースの速さ、有利なポジションを取れるか
- 騎手の判断:仕掛けるタイミング、進路選択のミス
- 外的要因:天候、馬場の状態、枠順の有利不利
どれだけ優れたAIが過去の膨大なデータを分析しても、これらの「その瞬間のライブな要素」を100%完璧に予測することは不可能です。この予測不可能性こそが競馬の醍醐味であり、同時に「絶対」という言葉を否定する最大の根拠となっています。
【要注意】悪質な「必勝法」詐欺の典型的な手口
「それでも、必勝法を販売しているサイトがあるじゃないか」と思われるかもしれません。彼らにとっての必勝法とは、「競馬で勝つこと」ではなく、「競馬で勝ちたいと願うあなたから、情報料を騙し取ること」に他なりません。以下に、彼らが使う典型的な手口を暴露します。
こんな誘い文句は100%詐欺です!
- 後出し・実績捏造型:レースが終わった後に、「推奨した〇〇が的中しました!」と嘘の実績を掲載する。実際には推奨していないか、全通りの予想を送っている。
- 下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる型:10レース以上の大量の予想を提供し、その中で偶然当たった1レースだけを「大的中!」と大々的に宣伝する。全体の回収率は大幅なマイナスであることを隠している。
- サクラ・自作自演型:SNSや掲示板、口コミサイトで、架空の人物になりすまして「この情報のおかげで儲かった!」という絶賛コメントを投稿し、あたかも本当に価値のある情報のように見せかける。
- 高額有料プラン誘導型:「まずは無料情報で実力を確かめてください」と甘い言葉で誘い込み、偶然の的中を体験させた後、「さらに確実な情報がある」と数十万円単位の高額な契約を迫る。
これらの悪質業者に共通するのは、「具体的な予想ロジックの説明が一切ない」「利用者の射幸心を過度に煽る」「安易な返金保証を謳う」といった点です。甘い言葉に惑わされず、冷静にその実態を見抜く目を持ってください。
あなたが本当に目指すべき「唯一の必勝法」とは
では、競馬で勝ち続けることは不可能なのでしょうか。いいえ、そうではありません。ただし、そのためには思考を180度転換する必要があります。他人が作った魔法の杖(必勝法)を探すのをやめ、自分だけの武器を地道に作り上げるのです。
本当の意味での唯一の必勝法とは、「自分だけの優位性(エッジ)を確立し、それを鉄の規律で実行し続けるプロセス」そのものです。
優位性(エッジ)とは、他の競馬ファンが気づいていない、あなただけの「勝ちパターン」のことです。例えば、以下のようなものが挙げられます。
- 知識のエッジ:誰よりも血統に詳しくなり、特定の血統が走りやすい条件を見つけ出す。
- 分析のエッジ:特定の競馬場の特定のコース傾向を徹底的に分析し、有利な枠や脚質を把握する。
- 情報のエッジ:一般のファンが見過ごすような、地味な調教コメントや厩舎コメントから、馬の状態変化を読み取る。
- 精神のエッジ:どんなに負けが込んでも、自分で決めたルールを絶対に破らない強靭なメンタルを鍛え上げる。
見ての通り、これらは一朝一夕に身につくものではありません。無数のレースを見て、データを分析し、仮説を立て、実際に馬券を買って検証するという、地道で孤独な試行錯誤の繰り返しが必要です。しかし、そうして築き上げたあなただけの方程式こそが、誰にも真似することのできない、本物の「必勝法」となるのです。

結論:「競馬で必ず儲かる買い方」複勝との向き合い方
- 競馬の複勝は的中率が高いが配当は低い
- 「必ず儲かる」必勝法は100%存在しない
- JRAの控除率という手数料の壁を理解する
- 目指すべきは期待値が1を超える馬券を探すこと
- 感情に任せた追い上げ馬券は破滅の入り口
- 資金管理の徹底こそが最重要の必勝法である
- 複勝転がしはゲームと割り切り深追いしない
- 競馬の利益は原則「一時所得」として課税される
- 税金の計算上ハズレ馬券は経費にならない
- 複勝だけで生活するのは税制上ほぼ不可能
- データ分析は感情を排すための有効な武器になる
- 自信のないレースは勇気をもって「見」する
- 複勝で勝つにはコツコツ続ける精神力が求められる
- 人気と実力が見合わないオッズの歪みを狙う
- 競馬を楽しみながら長期的なプラスを目指すのが健全
