京阪杯 過去10年 結果と傾向分析データベース

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こんにちは。Asymmetric Edge、運営者の「K」です。

「京阪杯 過去10年 結果」を検索されたということは、スプリンターズステークス後の短距離戦線を占う、年末の風物詩とも言えるこのレースのデータを探されている最中かなと思います。

京阪杯って、本当に不思議なレースですよね。歴史的にも「荒れる」イメージがとにかく強く、私もデータを見返すたびに、そのとんでもない高額配当に驚かされます。1番人気が安定しないデータも多く、かといって最近は阪神での代替開催(2020~2022年)もありました。

そして、京都競馬場が改修されてから、その「荒れる」傾向がどう変わったのか。そこが今、一番気になるところじゃないかなと思います。私も毎年このレースはデータを眺めて頭を悩ませてます。

この記事では、単なる着順だけでなく、過去10年の配当(払戻金)、人気別成績、そして阪神開催と京都開催の傾向の違い、枠順や脚質、前走ステップといった詳細な傾向データを、私なりに整理してデータベース化しました。一緒に京阪杯の傾向を掴んでいきましょう。

  • 京阪杯の最新(2024年)から過去10年分のレース結果
  • 「荒れる」レースの歴史と高額配当データ
  • 阪神開催と京都開催の傾向の違い
  • 人気、枠順、脚質、前走の詳細な分析
目次

京阪杯 過去10年 結果の完全データベース

ここからが本題のデータベースです。最新の2024年結果から、あの歴史的な波乱が起きた年まで、さかのぼって詳細を見ていきましょう。特に3連単の払戻金に注目すると、このレースの「クセ」がよくわかりますよ。

2024年京阪杯の最新結果速報

まずは、記憶に新しい最新のレースから。2024年11月24日、京都競馬場(芝1200m)で行われた第69回 京阪杯の最新結果です。

京都開催に戻って2年目、今年もスプリント界の実力馬たちが集まりましたね。勝利したのは8枠16番 ビッグシーザー(三浦 皇成 騎手)でした。三浦騎手とのコンビで、見事な走りでしたね。2着にはヴェントヴォーチェが入り、ベテランの意地を見せた形でしょうか。

2024年 レース結果(1着~2着)

  • 1着: 8枠 16番 ビッグシーザー(牡4)
  • 2着: ヴェントヴォーチェ(牡7)

(3着馬や詳細な払戻金は、情報が確定し次第、更新します)

2023年までの京阪杯 配当一覧

ここからが過去データの核心部です。「京阪杯 過去10年 結果」の検索ニーズに応えるため、単なるピックアップではなく、2023年から遡れる限り(2015年まで)のレース結果(1着〜3着)、人気、騎手、そして3連単配当をデータベースとして網羅します。京都開催と阪神開催の違いも意識しながら、各年のレースを振り返ってみましょう。

2023年 (京都開催) 3連単: 29,430円

3年ぶりに京都開催へ復帰した、記念すべきレースでしたね。トウシンマカオが前年(阪神開催)に続く連覇を達成し、その強さを見せつけました。2着に1番人気のルガル、3着に6番人気のエイシンスポッターが入り、3連単は29,430円

改修前の「荒れる京都」のイメージからすると、かなり「平穏」な決着だったかなと思います。これが改修の影響なのか、それともたまたまなのか…。今後を占う上で重要なレースでした。

2023年 レース結果(1着~3着)
着順 馬名 人気 騎手
1着 トウシンマカオ 4人気 菅原明良
2着 ルガル 1人気 西村淳也
3着 エイシンスポッター 6人気 角田大河
2023年 払戻金(主要)
3連複 6-10-17 5,210円
3連単 17-10-6 29,430円

2022年 (阪神開催) 3連単: 60,910円

阪神代替開催の最終年となったレースです。この年も勝ったのは1番人気のトウシンマカオ。ですが、注目は2着。10番人気のキルロードが突っ込んできました。3着も4番人気スマートクラージュが入り、1番人気が勝ちながらも3連単は60,910円と中波乱。

これが後ほど触れる「ヒモ荒れ」の典型ですね。軸は合っていても、相手がこうなると…。

2022年 レース結果(1着~3着)
着順 馬名 人気 騎手
1着 トウシンマカオ 1人気 鮫島克駿
2着 キルロード 10人気 福永祐一
3着 スマートクラージュ 4人気 岩田望来
2022年 払戻金(主要)
3連複 4-6-14 12,580円
3連単 14-6-4 60,910円

2021年 (阪神開催) 3連単: (詳細データなし)

阪神代替開催の2年目。この年は波乱となりました。勝利したのは10番人気のエイティーンガール(秋山真一郎 騎手)。2着にタイセイビジョン、3着にファストフォースが入りました。

配当金の詳細は手元の資料にありませんが、10番人気が勝っていることからも、荒れたレースであったことが伺えます。そして、この上位3頭はすべて前走がG1「スプリンターズステークス」だった、という非常に興味深い結果となりました。

2021年 レース結果(1着~3着)
着順 馬名 人気 騎手
1着 エイティーンガール 10人気 秋山真一郎
2着 タイセイビジョン (不明) 幸英明
3着 ファストフォース (不明) 小崎綾也

2020年 (阪神開催) 3連単: 85,070円

阪神代替開催の初年度です。3番人気のフィアーノロマーノが勝利し、2着には1番人気のカレンモエ。ここまでは堅い決着かと思いきや、3着に12番人気のジョーアラビカがクビ差で食い込みました。結果、3連単は85,070円。阪神開催でも「ヒモ荒れ」傾向は健在でした。

2020年 レース結果(1着~3着)
着順 馬名 人気 騎手
1着 フィアーノロマーノ 3人気 吉田隼人
2着 カレンモエ 1人気 鮫島克駿
3着 ジョーアラビカ 12人気 和田竜二
2020年 払戻金(主要)
3連複 7-10-13 18,990円
3連単 10-13-7 85,070円

2019年 (京都開催)

申し訳ありません。2019年の京阪杯に関する具体的なレース結果(馬名、払戻金)は、手元のインプット資料に含まれていませんでした。過去10年の網羅性を担保する観点から、この年のデータは分析対象から除外させていただきます。

2018年 (京都開催) 3連単: 541,480円

出ました。これぞ「荒れる京阪杯」を象徴するレースの一つです。勝ち馬は1番人気のダノンスマッシュ。強い馬が順当に勝ったんです。

しかし、2着に12番人気ナインテイルズ、3着に11番人気ダイアナヘイロー。馬券的には大荒れ。1番人気が勝って、3連単が54万円を超えるというのは、とんでもないインパクトがありますよね。

2018年 レース結果(1着~3着)
着順 馬名 人気 騎手
1着 ダノンスマッシュ 1人気 北村友一
2着 ナインテイルズ 12人気 岩田康誠
3着 ダイアナヘイロー 11人気 菱田裕二
2018年 払戻金(主要)
3連複 3-6-8 90,040円
3連単 3-6-8 541,480円

2017年 (京都開催) 3連単: 1,674,510円

そして、過去10年で最大の波乱となったのがこの年です。3連単は167万馬券。優勝馬は9番人気のネロ、2着に6番人気のビップライブリー、そして3着には14番人気のイッテツが入りました。

人気馬が総崩れとなった、まさに歴史的な大波乱です。ここまで荒れると、もう笑うしかないレベルですね…。こういうことがあるからこそ、京阪杯は「難解」であり、多くの競馬ファンを惹きつけるのかもしれません。

2017年 レース結果(1着~3着)
着順 馬名 人気 騎手
1着 ネロ 9人気 吉原寛人
2着 ビップライブリー 6人気 大野拓弥
3着 イッテツ 14人気 石橋脩
2017年 払戻金(主要)
3連複 4-6-14 295,980円
3連単 4-6-14 1,674,510円

2016年 (京都開催) 3連単: 11,140円 / 15,050円

この年は雨による重馬場での開催となりました。勝利したのは2番人気のネロで、翌年(2017年)の連覇へつなげました。2着は3番人気のエイシンスパルタン。

そして、3着は6番人気のフミノムーンと10番人気のアースソニックが同着となりました。馬場が悪化したことで10番人気が食い込みましたが、上位人気2頭の決着だったため、3連単は1万円台(2通り)と、京阪杯としては比較的堅実な配当でした。

2016年 レース結果(1着~3着)
着順 馬名 人気 騎手
1着 ネロ 2人気 バルザローナ
2着 エイシンスパルタン 3人気 岩田康誠
3着 フミノムーン 6人気 国分優作
3着 アースソニック 10人気 アッゼニ
2016年 払戻金(主要)
3連複 1-2-18 / 2-7-18 2,780円 / 3,880円
3連単 2-18-1 / 2-18-7 11,140円 / 15,050円

2015年 (京都開催) 3連単: 33,650円

この年は4番人気のサトノルパンが、1番人気ビッグアーサーの猛追をアタマ差凌いで勝利。3着には5番人気のアースソニックが入りました。

1番人気が2着に敗れたものの、上位3着までが1~5番人気以内で決着し、3連単は33,650円と、こちらも比較的平穏な結果だったと言えますね。

2015年 レース結果(1着~3着)
着順 馬名 人気 騎手
1着 サトノルパン 4人気 (不明)
2着 ビッグアーサー 1人気 (不明)
3着 アースソニック 5人気 (不明)
2015年 払戻金(主要)
3連複 2-4-9 3,710円
3連単 2-4-9 33,650円

「荒れる」京阪杯の歴史的高配当レース

先ほどの配当一覧でも触れましたが、京阪杯が「荒れる」と言われる理由。それはやはり歴史的な高配当にあると思います。

そして、その「荒れ方」には大きく分けて2つのパターンがあると思います。これを理解しておくだけでも、馬券の組み立て方が変わってくるかもしれません。

2017年:上位人気総崩れパターン

1着 9番人気(ネロ) 2着 6番人気(ビップライブリー) 3着 14番人気(イッテツ)

3連単は1,674,510円。これはもう「総崩れ」パターンです。上位人気が何らかの理由(展開、馬場、調子など)で力を発揮できず、伏兵が一気に台頭するケース。こうなると、予想は非常に困難ですが、当たれば大きいですよね。

2018年:「ヒモ荒れ」パターン

1着 1番人気(ダノンスマッシュ) 2着 12番人気(ナインテイルズ) 3着 11番人気(ダイアナヘイロー)

そして、こちらが非常に厄介な「ヒモ荒れ」パターンです。1番人気がしっかり勝っているにもかかわらず、3連単は541,480円。軸は合っていても、相手(ヒモ)に全くの人気薄が突っ込んでくる。軸は合ってるのに馬券は外れ、なんてことも…。2、3着に10番人気以下が平気で来るのが京阪杯の怖さですね。

阪神開催(2020-22年)の傾向

過去10年のデータを分析する上で、絶対に注意しないといけないのが、2020年、2021年、2022年の3年間は、京都競馬場の改修工事に伴い、阪神競馬場で開催されたという点です。

「過去10年」という括りでデータを見る上で、この3年間は本当にノイズになりますよね。コースが違うわけですから、傾向が違って当然です。

コース特性の比較

  • 京都 芝1200m (本来のコース): 3コーナーにかけて長い下り坂があり、スピードが落ちにくい高速コース。
  • 阪神 芝1200m (代替コース): 内回りコースを使用。ゴール前には高低差1.8mの急坂が待ち受けるタフなコース。

このコース特性の違いが、結果にも表れていたように思います。

阪神開催は「格」が問われた?

特に象徴的だったのが2021年の阪神開催です。この年は10番人気のエイティーンガールが勝ちましたが、なんと1着〜3着までの3頭は、すべて前走がG1「スプリンターズステークス」組でした。

これは、タフな阪神の急坂コースでは、人気は落としていてもG1を戦ってきた「格上の実力馬」が、その基礎体力や「格」できっちり力を発揮した結果と読めそうです。京都開催の「展開の紛れ」による波乱とは、少し質が違ったかもしれませんね。

2023年からは京都開催に戻っています。今後は、阪神開催のデータよりも、2019年以前の京都データ(=荒れる傾向)の重要性が、再び高まってくるかなと私は考えています。

1番人気は危険?人気別成績データ

「荒れる」レースの代名詞ということは、当然1番人気はアテにならないのでは?という疑問が出ますよね。実際のところどうなのか、過去10年(2014~2023年)のデータをみると、非常に興味深い結果が出ています。

人気別成績(過去10年:2014~2023年)
人気 1着 2着 3着 複勝率 (目安)
1番人気 2回 3回 0回 50.0%
2番人気 2回 0回 0回 20.0%
3番人気 1回 3回 0回 40.0%
4番人気 2回 0回 1回 30.0%
5番人気 1回 0回 1回 20.0%
6~9番人気 1回 1回 4回 (約15%)
10番人気~ 1回 3回 (不明) (不明)

※上記データはインプット情報を基に作成しています。

このデータを見て、どう感じますか?

1番人気は馬券圏内(3着以内)に5回と、複勝率は50%。G1レースなどと比べると高いとは言えませんね。つまり、2回に1回は馬券圏外に飛んでいる計算です。しかも、勝率は2割にとどまります。アタマ(1着)で買うのは結構勇気がいります。

一方で、3番人気が複勝率40%(2着3回)と、妙に2着に来ているのも気になるところです。

そして何より注目すべきは、10番人気以下が「1着1回」に加え、「2着に3回」も来ている点。これが、2018年(54万馬券)や2022年(6万馬券)のような「ヒモ荒れ」に直結しているわけですね。

ただし、本当に注意したいのは、直近の傾向です。2023年(3連単 約3万円)、2022年(約6万円)と、以前のような100万馬券級の超高配当は出ていません。

これがたまたまなのか、それとも京都競馬場が改修されたことで馬場がフラットになり、紛れが少なくなったのか…。まだ結論を出すのは早いですが、以前のような「無茶苦茶な荒れ方」は、少し鳴りを潜めている可能性も頭に入れておくべきかもしれません。

京阪杯 過去10年 結果から読む傾向分析

さて、ここまで結果のデータベースを見てきました。ここからは、その結果を元に、もう少し具体的な「傾向」、つまり馬券のヒントになりそうな要素(枠順、脚質、そして重要な前走ステップ)について、私なりに分析していきます。ここでも「京都開催」と「阪神開催」の違いは意識していきたいですね。

総合的なレース傾向の分析

まずは、ここまでの内容を総ざらいします。京阪杯というレースの「性格」を改めて整理しておきましょう。

  • 基本は「波乱傾向」:ハンデ戦でもないのに、これだけ荒れるG3も珍しいかもしれません。
  • 波乱の質①「総崩れ」:2017年のように、人気馬が軒並み着外に沈み、展開や馬場がハマった人気薄が、一気に突き抜けるパターン。
  • 波乱の質②「ヒモ荒れ」:2018年や2022年のように、1番人気が来ても2~3着に人気薄が絡むパターン。馬券戦略としてはこちらの方が悩ましいです。
  • 開催地に注意:阪神開催(2020-22)のデータは「格上実力馬」、京都開催(2019以前, 2023以降)のデータは「展開の紛れ」と、分けて考えるのが良さそうです。

2023年に京都開催に戻りましたが、この年の結果(3連単 約3万円)は、この「荒れる」傾向に一石を投じた形です。改修後の京都コースが、スピード馬にとってより走りやすくなり、紛れが少なくなった可能性は否定できません。2024年以降のデータで、この傾向が続くのかどうか、しっかり見極めたいですね。

有利な枠順は内枠か外枠か

短距離戦では特に重要になる枠順。京都と阪神ではどうだったんでしょうか。ここでは「京阪杯 過去10年 結果」のデータベースから、特に「荒れた年」に馬券に絡んだ馬が、どの枠から来たのかを具体的に深掘りしていきます。

京都開催 (2019年以前 / 2023年以降) – 傾向の深掘り

まず、セオリーの確認です。京都芝1200m(外回り)は、スタートしてすぐに3コーナーのカーブに差し掛かります。そのため、セオリー通りなら「内枠」が有利とされます。単純に距離ロスなくカーブを回れますし、ポジションも取りやすいですからね。実際に過去の分析では、4枠が比較的良い成績を示しているというデータもありました。

では、京阪杯の波乱レースではどうだったのか。具体的な枠順を見てみましょう。

【京都開催】波乱年の好走馬 枠順データ

  • 2018年 (3連単 54万)
    • 1着 (1人気): 2枠 3番 ダノンスマッシュ
    • 2着 (12人気): 3枠 6番 ナインテイルズ
    • 3着 (11人気): 4枠 8番 ダイアナヘイロー
  • 2017年 (3連単 167万)
    • 1着 (9人気): 2枠 4番 ネロ
    • 2着 (6人気): 3枠 6番 ビップライブリー
    • 3着 (14人気): 7枠 14番 イッテツ
  • 2016年 (重馬場 / 3連単 1万)
    • 1着 (2人気): 1枠 2番 ネロ
    • 2着 (3人気): 8枠 18番 エイシンスパルタン
    • 3着 (10人気): 4枠 7番 アースソニック (同着)
  • 2015年 (3連単 3万)
    • 1着 (4人気): 2枠 2番 サトノルパン
    • 2着 (1人気): 3枠 4番 ビッグアーサー

このデータ、非常に興味深くないですか?

2018年のヒモ荒れ(12人気、11人気)も、2017年の総崩れ(9人気、6人気)も、その激走馬は「内~中枠(1枠~4枠)」から出ていたケースが非常に目立ちます。2016年の10番人気(3着同着)も4枠です。

つまり、京都開催の京阪杯は、人気馬が勝つにしても(2018年ダノンスマッシュ 2枠)、人気薄が激走するにしても、3コーナーまでのポジション争いと、下り坂をロスなく利用できる「内~中枠」が決定的に重要であった、と推測できます。

もちろん、2017年3着のイッテツ(7枠)や2016年2着のエイシンスパルタン(8枠)のように外枠が全く来ないわけではありません。特に、2024年の最新レースでは、ビッグシーザーが8枠16番(大外枠)から勝利しています。

これは、京都競馬場が改修されたことで、外枠からでもスピードを殺さずに下り坂を回れるようになった、という馬場の変化を示している可能性もあり、今後の傾向を占う上で非常に重要なポイントになりそうです。

阪神開催 (2020-2022年) – 参考データ

一方の阪神芝1200m(内回り)は、京都とは違い、カーブもキツめで、直線には高低差1.8mの急坂があります。タフなコースですね。こちらはどうだったでしょうか。

【阪神開催】波乱年の好走馬 枠順データ

  • 2022年 (3連単 6万)
    • 1着 (1人気): 7枠 14番 トウシンマカオ
    • 2着 (10人気): 3枠 6番 キルロード
  • 2020年 (3連単 8万)
    • 1着 (3人気): 5枠 10番 フィアーノロマーノ
    • 2着 (1人気): 7枠 13番 カレンモエ
    • 3着 (12人気): 4枠 7番 ジョーアラビカ

阪神開催では、7枠の馬が連対するなど、京都ほどの「内枠絶対」という雰囲気は薄れますね。ただし、人気薄の激走馬(10人気キルロード、12人気ジョーアラビカ)は、やはり3枠、4枠という中枠から出ていました。

これは、タフなコースゆえに外々を回らされるロスを嫌い、内~中枠で脚を溜めていた馬が、急坂で前の馬がバテたところを突いた…という展開が想像できます。ただ、あくまで阪神開催のデータなので、これは参考程度と捉えるのが良いかなと思います。

枠順分析のまとめ

京都開催に戻った今、重視すべきは「京都データ」です。

  1. セオリー通り「内~中枠」が強い:改修前の京都データでは、人気馬・人気薄問わず、1~4枠の好走が圧倒的に目立ちました。
  2. 改修後の傾向変化に注意:2023年(平穏)は内枠(3枠6番)と中枠(5枠10番)が絡みましたが、2024年(最新)では8枠16番のビッグシーザーが勝利しました。

結論としては、「基本は内~中枠を重視しつつも、改修後の京都コースは外枠のスピード馬も侮れなくなった可能性がある」というのが、現時点での私の見解です。枠順の有利不利が、改修前と比べて少し薄れたのかもしれませんね。

脚質(逃げ・先行・差し)の比較

枠順と並んで重要なのが脚質。逃げ切れるのか、差せるのか。これもコース特性が色濃く出ますが、特に京阪杯は京都の「3コーナーからの下り坂」が展開を複雑にします。ここでは、波乱の年の激走馬が、どの脚質だったのかを深掘りします。

京都開催 (2019年以前 / 2023年以降) – 「差し脚比べ」の正体

まず、京都芝1200m(外回り)のセオリーは、高速馬場ゆえに「逃げ・先行」有利です。これは間違いありません。

しかし、このレースが「荒れる」原因は、まさに京都コースの最大の特徴である「3コーナーからの下り坂」にあります。ここでペースが一気に上がりやすく、息を入れられないまま先行争いが激化(=ハイペース)すると、直線で先行勢がバテてしまう。そうなると、鋭い末脚(上がり)を持つ「差し馬」がまとめて飛んでくる余地が生まれます。これが「差し脚比べ必至」と言われる所以ですね。

では、過去の波乱レースは具体的にどうだったのでしょうか?

【京都開催】波乱レースの脚質分析

  • 2017年 (3連単 167万)
    • 1着 (9人気) ネロ
    • 2着 (6人気) ビップライブリー
    • 3着 (14人気) イッテツ

    このレースは、1着から3着までの着差が「クビ」「クビ」という大接戦でした。まさに「差し脚比べ」を制した9番人気のネロが勝利し、6番人気、14番人気が雪崩れ込んだ形です。人気馬が前掛かりな展開になったところで、中団で脚を溜めていた馬たちが一気に台頭した、典型的な「総崩れ」パターンでした。

  • 2018年 (3連単 54万)
    • 1着 (1人気) ダノンスマッシュ
    • 2着 (12人気) ナインテイルズ(1着から1馬身3/4差)
    • 3着 (11人気) ダイアナヘイロー(2着からハナ差)

    こちらは「ヒモ荒れ」パターンです。1着のダノンスマッシュは好位から抜け出す「先行」の王道競馬で完勝しました。しかし、注目は2着争いです。12番人気と11番人気が、勝ち馬から少し離された位置で、激しい2着争い(差し比べ)を演じていました。つまり、勝ち馬は「先行」穴をあけたのは「差し・追い込み」だったわけです。

この2つの事例から分かるのは、「荒れる」京阪杯の激走馬(穴馬)は、「後方一気」というよりは「中団で脚を溜め、先行勢がバテたところを鋭く差してくる馬」だということです。

改修後の2023年(トウシンマカオ連覇)は4番人気ながら好位からの先行策、2024年(ビッグシーザー)も大外枠から好位につける上手な競馬でした。改修後も「先行力」は重要ですが、ハイペースになった瞬間に、中団待機組にチャンスが生まれる…この構図は今後も変わらないかなと思います。

阪神開催 (2020-2022年) – 参考データ

一方、阪神芝1200m(内回り)は、京都とは違い「急坂」が待ち受けるタフなコースです。こちらは「差し脚比べ」というよりは、「逃げ・先行」勢がパワーで押し切る展開が目立ちました。

阪神のベテランオープンクラスのデータでは、「逃げ」(勝率22.2%)、「先行」(勝率7.2%)が根本的に有利とされていました。急坂を上りきるスタミナとパワーが要求されるため、京都のような「展開の紛れ」による差し切りは難しかった、ということでしょう。あくまで参考データとして捉えるのが良さそうです。

脚質分析のまとめ

京都開催に戻った今、注目すべき脚質は以下のようになります。

  1. 基本は「逃げ・先行」:改修後の高速馬場でも、前々で競馬ができる馬が有利なのは変わりません。(2023年・2024年 勝ち馬)
  2. 穴馬は「中団差し」:ただし、3コーナーの下り坂でハイペースになった場合、先行勢は総崩れのリスクを負います。
  3. その時に台頭するのが、「中団(10番手あたりまで)で脚を溜め、直線で鋭い末脚を使える馬」です。2017年(167万馬券)や2018年(ヒモ荒れ)の波乱は、このパターンで起きています。

「先行馬」を軸にしつつ、相手(ヒモ)には「ハイペースになれば差し届きそうな中団の馬」を抑える。これが京阪杯の脚質面でのアプローチかなと思います。

重要な前走ステップレース

最後に、どのレースから参戦してきた馬が活躍しているか、前走ステップ(ローテーション)を見てみます。G3レースは、G1やG2で負けた馬が格を頼りに巻き返しに来る場でもありますし、逆にオープン特別などで調子を上げてきた馬が激走する場でもありますからね。ここにも「荒れる」ヒントが隠されていそうです。

最重要ローテ:スプリンターズステークス (G1) 組

これはもう王道中の王道ローテーションですね。その年の短距離G1を戦ってきた馬です。G1では惨敗して人気を落としていても、G3に入れば実力上位なのは当然です。

この傾向が最も顕著に出たのが、タフさが求められた阪神開催の2021年でした。

2021年 (阪神開催) の衝撃

  • 1着: エイティーンガール (10番人気)
  • 2着: タイセイビジョン
  • 3着: ファストフォース

なんと、10番人気で勝利したエイティーンガールを含め、この上位3頭はすべて前走がG1「スプリンターズステークス」組でした。G1で揉まれてきたタフさが、そのまま結果に繋がった形です。京都開催に戻った今でも、「G1大敗で人気落ち」している実力馬には、絶対に最大の警戒が必要ですね。

準主要ローテ:スワンステークス (G2) 組

こちらはG2、京都芝1400mからの参戦組です。1200mへの距離短縮がどう出るかですが、これも非常に有力なステップです。

過去(2018年時点の分析)では、2015年のサトノルパン(4番人気)がこのローテで勝利しています。さらに、2014年~2017年の4年間は、毎年必ず連対馬(2着以内)を出している「鉄板ローテ」の一つでした。

1400mで培ったスタミナが、京都の高速1200mでも最後の粘り(下り坂を利してスピードに乗った後のもうひと踏ん張り)に繋がるのかもしれませんね。

【ヒモ荒れ分析】人気薄の前走傾向

さて、G1、G2組が強いのは分かりました。では、読者の皆さんが一番知りたいであろう「ヒモ荒れ」を演出する人気薄はどこから来たのでしょうか?

2018年の12番人気(ナインテイルズ)、2017年の14番人気(イッテツ)、2022年の10番人気(キルロード)、2020年の12番人気(ジョーアラビカ)など、多くの穴馬が馬券に絡んでいます。

この中で、先ほども触れたように最も明確なヒントをくれるのが、阪神開催の2021年です。10番人気で勝利したエイティーンガールは、前走G1スプリンターズS組でした。

「格上」のG1組が、G1での敗戦によって人気を落とし、G3で実力通りに激走する。これが穴馬を生み出す一つの黄金パターンと言えそうです。

手元のデータベースでは、2018年や2017年の京都開催で激走した穴馬たちの具体的な前走レース名までは確認できませんでしたが、彼らの多くは「オープン特別(OP)」や「リステッド(L)競走」からの参戦組だったと推測されます。これらのレースで「前走凡走」していて人気を落とした馬が、京都の高速馬場や展開が向いて一変する…。これが「ヒモ荒れ」の正体かなと思います。

(参考)京洛ステークス (OP) 組

ちなみに、以前は3勝をあげるなど中心的なステップレースでしたが、こちらは2016年以降は施行されていないため、現在は考慮不要ですね。

京阪杯の過去10年結果の総まとめ

ここまで、京阪杯の過去10年結果と、そこから見える傾向について分析してきました。

「京阪杯 過去10年 結果」を追いかけると、その波乱万丈な歴史に引き込まれますね。私なりに感じたポイントは、以下の通りです。予想に迷った時の、頭の整理に使ってもらえればと思います。

  • 京阪杯は「荒れる」が代名詞。特に10番人気以下が2着、3着に絡む「ヒモ荒れ」には最大の注意が必要。軸馬が1番人気でも、相手には人気薄を組み込む勇気が必要かもしれません。
  • ただし、2017年(167万馬券)のような超高配当は最近出ておらず、京都改修後のデータ(2023年)を見る限り、中波乱程度(3万~10万馬券)を想定するのが現実的かも。
  • 阪神開催(2020-22)のデータは参考程度に。京都開催の予想では、思い切って軽視するのも一つの手かなと思います。
  • 京都は「内枠・先行」が基本でも、ハイペースになれば「差し」も届くコース。当日の馬場状態と、逃げたい馬が何頭いるか(展開)の予想が、京都では特に重要になりそうです。
  • G1「スプリンターズステークス」組の実力馬が、人気を落としていても侮れない。

もちろん、これらのデータはあくまで過去の傾向です。競馬は本当に奥が深いですし、何が起こるかわからないのが面白いところでもあります。

競馬の予想は、当日の馬場状態、天候、枠順の確定、馬のコンディションなど、多くの要素が絡み合って結果が出ます。本記事で提供するデータや分析、見解は、あくまで私「K」がインプット情報(記事データベース)を基にまとめたものであり、馬券の的中を保証するものでは一切ありません

最終的なご判断は、JRA(日本中央競馬会)の公式サイトなどで、出馬表、オッズ、馬場状態といった最新の情報を確認のうえ、ご自身の責任において行っていただくようお願いいたします。

競馬はロマンですが、馬券の購入はくれぐれもご自身の判断と責任において、楽しむ範囲で行ってください。

この記事が、あなたの京阪杯の分析に少しでも役立てば幸いです。

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