こんにちは。Asymmetric Edge、運営者の「K」です。
春の足音が聞こえてくると、競馬ファンとして気になり始めるのが中山記念ですね。有力馬が揃うハイレベルなGIIということで、私も毎年ワクワクしながらパドックに張り付いています。ただ、中山競馬場は都心から近いこともあって、当日の混雑具合はかなりのもの。せっかく現地に行くなら、人混みに疲れるだけじゃなくて、スマートにレースを楽しみたいですよね。特に中山記念の混雑は、指定席や入場券のネット予約といった事前の準備や、船橋法典駅の混雑などのアクセス事情を知っているかどうかで、当日の快適さが全く変わってしまいます。飲食店やパドックの待ち時間に悩まされず、最後の一分まで充実した一日を過ごせるようなコツを、私の実体験を交えてお伝えできればなと思います。
- 指定席の確保から入場ゲートをスムーズに通過するための予約戦略
- パドックや飲食店で人混みに巻き込まれないための「11時の壁」攻略法
- ファミリー層が知っておくべきキッズエリアの予約競争の実態
- 17時20分の閉鎖に間に合うか?駅の入場規制を回避する裏ルートの選び方
中山記念の混雑を回避して快適に楽しむための事前準備
中山記念を現地で心ゆくまで楽しむためには、競馬場に到着する前からの「段取り」が勝負を分けます。当日に「どこもいっぱいで座れない…」なんてことにならないよう、まずは拠点を確保する戦略を立てていきましょう。

指定席や入場券ネット予約で中山記念の混雑を攻略する方法
まず大前提として、今の中山競馬場は指定席や入場券のネット予約が事実上の入場資格となっています。特に中山記念のような重賞開催日は、昔のように当日ふらっと行って入場門でチケットを買うというスタイルは通用しないと考えたほうがいいです。JRA全体の入場人員統計(出典:JRA「事業成績等」)を見ても分かる通り、2024年の入場人員は前年比111%を超えるなど回復基調にあり、ネット予約競争もかなり激化しているのが現状なんですよね。
せっかく船橋まで足を運んで、ゲート前で「本日の入場券は完売しました」という看板を見るのはあまりにも悲しいじゃないですか。だからこそ、JRA公式サイトでの事前予約は必須なんです。
指定席確保が「拠点」としての心理的余裕を生む
予算に余裕があるなら、私は断然指定席の予約を推奨します。中山記念の混雑は、レースが進むにつれて密度を増していきますが、指定席さえあればそこは「自分だけの聖域」。重い荷物を置いて身軽にパドックへ行けますし、馬券の検討も座ってじっくり行えます。混雑した場内で空席を探して彷徨うストレスから解放されるメリットは、指定席代以上の価値があるかなと思います。
Kの戦略ポイント
指定席抽選に外れた場合でも、入場券のネット予約だけは絶対に確保しておきましょう。QRコードをスマホに表示させておくだけでゲートをスムーズに通過できるため、朝一番の貴重な時間をチケット購入の列で無駄にしなくて済みますよ。当日券の発売は混雑状況によって予告なく制限される場合があるので、不確実性を排除することが快適な観戦の第一歩です。
最近はSNSや「推し馬」文化の影響で、若年層の来場者も増えています。彼らは滞在時間が長い傾向にあるので、一度混み始めると席がなかなか空きません。「後でいいや」ではなく、予約開始日をカレンダーに登録しておくくらいの意気込みが、中山記念の混雑を制する秘訣かもしれません。

正門の開門時刻に合わせた優先入場と効率的な入り方のコツ
当日の入場ゲート、特に正門周辺は非常に混み合います。運用としては、指定席予約者や入場券ネット予約者を対象に、午前10時00分から正門で優先入場が開始されるのが通例です。かつての徹夜組のような光景は見られなくなりましたが、それでも開門前から長蛇の列ができることは避けられません。
効率よく入場するためには、まず「自分がどの門から入るか」を事前に決めておくことが重要です。JR船橋法典駅から地下道を通ってくる方は「法典門」が便利ですが、ここも駅から直結している分、密度はかなり高め。もし少しでも行列を回避したいなら、あえて駅から少し歩いて「正門」側へ回るのも一つの手かなと思います。
スマート入場のためのデバイス準備
ゲートに到着してから「あれ、QRコードどこだっけ?」とスマホを操作するのは、後ろの人からのプレッシャーもあって焦りますよね。事前にQRコードをスクリーンショットで保存しておくか、ブラウザのタブを開きっぱなしにしておきましょう。通信障害が起きる可能性もゼロではないので、オフラインでも表示できるようにしておくのが誠実な準備と言えるでしょう。
車椅子を利用される方や介助が必要な方については、スタッフさんに声をかけることで優先的な案内が受けられます。中山競馬場はバリアフリー化が進んでいますが、混雑時はどうしても動線が狭くなりがち。無理に一般の列に並ばず、スタッフさんのサポートを借りるのが安全で確実です。
入場してからも勝負は続きます。10時の開門と同時に多くの人がお目当ての場所(パドックの最前列や一般席のテーブル席など)へ向かって走り出しますが、そこは焦らず急がず。安全第一で移動しつつも、最短ルートを頭に叩き込んでおくのがスマートな大人の振る舞いですね。

パドックやスタンド席で中山記念の混雑を避ける術
中山記念の最大のハイライトといえば、春のGI戦線を目指す超一流馬たちが集結するメインレースのパドックですよね。間近で見る競走馬の迫力は凄まじいものがありますが、その分、パドック周辺の中山記念の混雑は、一日の中で最も密度が高まる「最激戦区」と言っても過言ではありません。特に近年の競馬場は、お気に入りの馬や騎手を応援する「推し活」が定着したこともあり、良いポジションを確保したファンがなかなか移動しないため、パドック内の回転率が著しく低下している傾向にあります。
かつては一目散に最前列を目指していた私ですが、最近は「体力を温存しつつ、しっかり観察する」という大人の立ち回りにシフトしました。ここでは、人混みに翻弄されずに中山記念の熱気を感じるための具体的なテクニックを深掘りしていこうかなと思います。
パドックの「地上の熱狂」をあえて避ける俯瞰戦略
多くのファンが地上階(1階)で馬を間近に見ようと歩道を埋め尽くしますが、そこはまさに「飽和状態」。一度足を踏み入れると、メインレース終了まで脱出することすら困難になることがあります。そこで私がおすすめしたいのが、スタンド2階、あるいは3階のテラス部分からパドックを見下ろす俯瞰(ふかん)戦略です。
「遠くからじゃ馬の状態が分からないんじゃない?」と思うかもしれませんが、実は逆なんです。高い位置からは馬体のバランスや脚元の運び、さらには馬の精神状態を示す尻尾の動きや耳の向きなどが、障害物に邪魔されずクリアに見渡せます。双眼鏡を一つ用意しておけば、馬の表情や毛艶までバッチリ確認できますし、何より風通しが良いため、中山記念の混雑による圧迫感から解放されるのが最大のメリットですね。
Kのパドック移動ムーブ
メインレースのパドックが始まる20分前には、移動を完了させておきましょう。特に地上階からスタンド上層階へ移動するエスカレーターや階段も、直前になると上り下り共に大渋滞します。早めに移動して「俯瞰ポジション」を確保することで、体力を削らずに馬券検討に集中できるかなと思いますよ。
スタンド席の「南北」使い分け術
指定席を確保できなかった場合、ベースキャンプとなる一般席の確保は死活問題ですよね。中山競馬場のスタンドはコースに対して平行に長い構造をしていますが、実は「南側(4コーナー寄り)」と「北側(1コーナー寄り)」で、全くと言っていいほど雰囲気が異なります。この特性を理解しているかどうかで、一日の疲労度が劇的に変わります。
| エリア名 | 主な客層と特徴 | メリット・デメリット | Kの攻略アドバイス |
|---|---|---|---|
| スタンド南側 | ファミリー層、グループ客。テーブル席が多い。 | 【メリット】食事を広げやすく、活気がある。 【デメリット】早朝から埋まり、空席が出にくい。 | 家族連れなら開門直後にここを目指すべき。午後の席確保はほぼ不可能かも。 |
| スタンド北側 | 単身ファン、ベテラン層。ベンチタイプが中心。 | 【メリット】回転が速く、一人なら座れる確率が高い。 【デメリット】冬場は日陰になりやすく、少し寒い。 | メインレース以外のタイミングなら、意外とポコっと空きが出やすい穴場エリアです。 |
| 地下1階広場 | 若年層、イベント参加者。立食スタイル。 | 【メリット】お祭り騒ぎの雰囲気を一番味わえる。 【デメリット】座る場所は皆無。移動するだけで疲れる。 | 移動の拠点にするのは危険。特定のグルメを目的に「寄る」場所と割り切りましょう。 |
狙い目は「レース確定後」のわずかな隙間
「もうずっと満席で座れない…」と諦めるのはまだ早いです。中山記念の混雑下でも、一般席の空きが出るタイミングには一定の法則があります。それは「各レースの確定ランプが点灯し、払い戻しが始まった直後」です。
レースが終わると、多くのファンが馬券の換金や喫煙、あるいはパドックへの移動のために一斉に席を立ちます。特にメインレースの2〜3レース前あたりは、本腰を入れて移動を始める人が増えるため、根気強く待っていれば座れるチャンスが巡ってきやすいですよ。一人であれば、ベンチシートの端っこなどが空いているのを見つけたら、さりげなく確保してしまいましょう。
知っておきたい座席のマナー
中山競馬場は非常に混雑するため、新聞や荷物だけを置いての長時間の場所取りはトラブルの元になりかねません。特に重賞開催日はJRAの警備員さんも巡回を強化しています。席を離れる際は、貴重品は必ず持ち歩き、お互い譲り合いの精神で観戦を楽しむのが「通」の競馬ファンの振る舞いですね。
最後に、中山記念当日のゴール前付近の混雑についても触れておきます。直線100m付近からゴール板までのエリアは、レース1時間前から場所取りが始まり、発走直前には移動すらままならない状態になります。「最後の叩き合いを間近で見たい!」という強いこだわりがないのであれば、あえてゴール板から少し離れた4コーナー付近や、スタンドの最上段から全体を眺める方が、レース展開が掴みやすく、中山記念の混雑によるストレスも最小限に抑えられるかなと思います。

飲食店グルメを楽しむ11時前の中山記念の混雑対策
「競馬場に来たからには、名物グルメを堪能したい!」というのは、馬券を当てるのと同じくらい重要なミッションですよね。中山競馬場は、都心の競馬場の中でも「食」のレベルが高く、地下1階のフードコートからスタンド各階の売店まで、食欲をそそる香りが漂っています。しかし、中山記念当日の飲食店エリアは、誇張抜きで「戦場」と化します。第4レースが終了し、お昼休みの気配が漂い始める11時半頃には、人気の「もつ煮」や「フランクフルト」を求める列が通路を塞ぎ、最後尾には「60分待ち」という、まるで某テーマパークのような看板が掲げられることも珍しくありません。
せっかく中山記念という最高峰のレースを観に来ているのに、貴重な時間を1時間も列に並ぶことに費やすのはあまりにももったいない。そこで私が提唱しているのが、戦略的タイムリミットである「11時の壁」です。この壁を意識するかどうかで、午後の予想の精度、そして何より一日の満足度が劇的に変わってしまいます。
人気店が軒を連ねる中山グルメの「混雑マップ」を把握する
中山競馬場の飲食店は、エリアによって混み方の性質が異なります。特に地下1階のフードコートは、最も多くの人が集まる「激戦区」です。リーズナブルで美味しい名店が多い一方で、通路が狭く、一度行列が伸び始めると移動すら困難になります。対して、スタンド上層階(3階〜5階)の売店は、指定席エリアに近いこともあり、地下よりは幾分スムーズに買えるケースもありますが、それでも12時を過ぎればどこも同じ「絶望の列」です。
| エリア | 主な人気メニュー | 混雑のピーク | Kの立ち回り評価 |
|---|---|---|---|
| 地下1階フードコート | もつ煮(G’s Dinerなど)、鳥千のチキン | 11:00〜13:30 | 種類は豊富だが、最も早く「壁」が来るエリア。 |
| スタンド1階・2階売店 | パドック付近の軽食、フランクフルト | 11:30〜14:00 | パドック帰りの人でごった返す。移動中に買うのは困難。 |
| スタンド上層階(指定席付近) | カレー、ラーメン、喫茶メニュー | 12:00〜13:30 | 指定席券が必要なエリアもあり、比較的穴場だが単価は高め。 |
「11時の壁」を突破するためのK流グルメスケジュール
私は中山記念当日、どんなにお腹が空いていなくても、午前10時台には飲食店エリアへ向かいます。「まだ早いかな?」と思うくらいが実はベスト。この時間なら、人気店の看板メニューも並ばずに、あるいは数分の待ち時間で手に入ります。
Kのグルメ攻略スケジュール
- 10:00〜10:30:メインディッシュ(もつ煮や弁当など)を確保。この時間はまだ列も数人程度です。
- 11:00まで:確保した食事をベースキャンプ(自分の席)でゆっくり楽しむ。
- 11:30以降:飲食店エリアには近づかない。長蛇の列を横目に、パドックの馬体チェックや馬券の最終検討に没頭する。
「冷めたご飯は嫌だ」という方もいるかもしれませんが、近年の競馬場グルメはテイクアウト容器も進化していますし、何より「1時間の行列」で体力を削られるデメリットの方が大きいかなと思います。特に中山記念当日は、お昼休みに予想イベントなどが行われることも多く、12時以降はスタンド全体がさらに騒がしくなります。早めに腹ごしらえを済ませて、精神的なゆとりを持ってメインレースに備えるのが、真の競馬通のスタイルです。
「ドリンク難民」にならないための飲み物確保術
意外と見落としがちなのが「飲み物」の確保です。最近はおしゃれなクラフトビールや、特定の銘柄を扱うハイボールスタンドが人気で、飲み物を一杯買うだけでも20分以上待たされることがあります。また、場内の自販機も、メインレース前には「売切」の赤いランプが目立ち始めます。
そこでおすすめしたいのが、午前中のうちにドリンクを複数本まとめて確保しておく、あるいは保冷バッグなどで持参するという方法です。特に冬〜春先の中山競馬場は、日差しが出ると意外と乾燥しますし、興奮して声を出すと喉も乾きます。アルコールを楽しみたい方も、ピーク時間を避けて先に数杯分を確保しておくか、行列の少ない穴場の売店を見つけておくのが、中山記念の混雑をスマートに回避するコツですね。
アルコール摂取は計画的に!
競馬場でのビールは格別ですが、混雑した場内で飲みすぎると、トイレへの移動だけでも一苦労です。中山記念の混雑時はトイレも行列ができるため、メインレース直前に慌てないよう、水分補給とトイレのタイミングは常に意識しておきましょう。
最後に、「食べ場所」の問題についても触れておきます。中山競馬場は、地下1階などに立ち食い用のカウンターがありますが、混雑時はそこも満杯です。指定席を持っていない場合は、スタンド南側のテーブル席、あるいは屋外の芝生広場などで食べるしかありません。もし席が確保できなかった時のために、片手で食べられる「ワンハンドグルメ」(チキンやフランクフルト、おにぎり等)をメインに選ぶというのも、中山記念の混雑を乗り切るための賢い選択と言えるでしょう。

うまキッズルーム予約と子供向け遊具の待ち時間回避術
お子さんを連れて中山記念の現地観戦に挑むパパ・ママにとって、最も重要なミッションは「いかに子供を飽きさせずに一日を乗り切るか」ですよね。中山記念のような重賞日は、場内が熱気と大歓声に包まれる一方で、小さなお子さんにとっては人混みの圧迫感や待ち時間の長さに疲れてしまう環境でもあります。そんなファミリーの救世主となるのが、屋内の遊び場「うまキッズルーム」や屋外の遊具エリアですが、ここもまた中山記念の混雑とは無縁ではありません。
むしろ、子供向けの施設こそが「最も予約が取りにくく、待ち時間が長い場所」になることさえあります。私の周りのパパ友たちも、「メインレースの馬券を検討する時間よりも、キッズルームの予約枠を争奪する時間の方が緊張した」なんて笑えない冗談を言っているくらいです。
「うまキッズルーム」予約は開門直後の数分が勝負
中山競馬場の目玉施設である屋内遊び場「うまキッズルーム」は、完全予約制(入れ替え制)で運用されています。ここを確保できるかどうかで、親御さんの精神的な余裕は天と地ほど変わります。空調の効いた安全な空間で子供を遊ばせられるメリットは計り知れませんが、その予約競争は凄まじいの一言。
例年、午前9時00分の受付開始と同時に、その日一日の全時間帯の予約が埋まってしまうことも珍しくありません。「入場してからゆっくりスマホで予約しよう」なんて考えていたら、ゲートをくぐる頃には「受付終了」の文字を拝むことになります。中山記念の混雑を想定するなら、開門待ちの列に並んでいる最中から予約サイトにアクセスする準備を整え、時報と同時に操作するくらいのスピード感が求められます。
| 施設・イベント名 | 予約・参加方法 | 攻略のポイント |
|---|---|---|
| うまキッズルーム | 事前予約(WEB・当日) | 午前9時の受付開始直後に全枠埋まる覚悟で。 |
| ポニー乗馬・馬車 | 整理券配布(先着順) | 配布開始の30分以上前には待機列へ。 |
| ふわふわドーム | 当日並び(時間制限あり) | 比較的回転は早いが、午後からは1時間待ちも。 |
| うまキッズ広場(アスレチック) | 自由利用 | 混雑時は子供同士の接触に注意。親の目が必須。 |
屋外遊具の過酷な待ち時間を乗り切るには
屋内のキッズルーム予約に漏れてしまった場合、屋外の「うまキッズ広場」にある大型遊具や、人気の「ふわふわドーム」が頼みの綱になります。しかし、こちらも中山記念の混雑の影響をダイレクトに受けます。一回あたりの利用人数が厳密に制限されているため、ピーク時にはディズニーランドの人気アトラクション並みの待ち時間が発生することも。
特にポニー乗馬などの体験イベントは、配布される整理券の数が非常に限られています。「メインレースの前に乗せてあげよう」と思っても、その頃には整理券の配布はとっくに終了しているのが現実。体験系のアトラクションを狙うなら、パドックよりも何よりも優先して、朝一番に整理券配布場所へ向かう必要があります。
親御さんの負担に注意!
現在、安全管理のために「お子様だけを列に並ばせる行為」は推奨されていません。つまり、親御さんも炎天下や寒空の下で一緒に並び続ける必要があります。中山記念の日は、親一人が「子供の遊び担当」、もう一人が「拠点(席)の死守と買い出し担当」といった具合に、明確な役割分担をしないと共倒れになってしまうかなと思います。
南側テーブル席を「拠点」にしたチーム戦の提案
中山競馬場のスタンド南側(4コーナー付近)には、家族連れに嬉しいテーブル付きの席が多く設置されています。ここに拠点を構えることができれば、交代でお子さんを遊び場へ連れて行ったり、お弁当を食べたりといった「戦略的な休憩」が可能になります。
私がおすすめする「ファミリー最強布陣」は、以下の通りです。
K流:ファミリー混雑回避ムーブ
- 開門〜9:15:一人は「南側テーブル席」の確保へ。もう一人は歩きながらスマホで「うまキッズルーム」の予約を最優先。
- 午前中:比較的空いているうちに屋外遊具やポニー乗馬を済ませる。
- お昼時:混雑する飲食店には並ばず、事前に用意した軽食や午前中に買っておいたグルメを拠点のテーブル席で食べる。
- 午後:予約しておいた「うまキッズルーム」で子供をリフレッシュさせ、大人はその隙にメインレースの最終検討。
中山記念の混雑を「親の娯楽」と「子供の満足」の両方で解決するには、事前のシミュレーションがすべてと言っても過言ではありません。もし全ての予約に外れてしまったとしても、場内には広い芝生エリアもあります。レジャーシートを一枚持参しておけば、最悪の場合でも「ピクニック気分」で子供を自由にさせてあげられるので、お守り代わりにバッグに忍ばせておくのが誠実な準備と言えるでしょう。
※子供向け施設の運用時間や予約方法は、当日の状況により変更される場合があります。必ず現地の案内看板やスタッフさんの指示に従って、安全に楽しんでくださいね。
中山記念の混雑を乗り切る帰宅ルートとアクセス術
メインレースの中山記念が終わると、場内は高揚感と少しの疲労感に包まれます。しかし、本当の戦いはここから。数万人の観客が一斉に出口へ向かうため、帰り道のルート選択が生死(大げさですが!)を分けます。

船橋法典駅の専用地下道閉鎖に注意したい17時20分の壁
中山記念の感動的な余韻に浸りながら、多くのファンが「さて、帰ろうか」と腰を上げるタイミング。そこで待ち受けているのが、中山競馬場の帰路における最大の難所、JR武蔵野線「船橋法典駅」へのルート争奪戦です。中山競馬場から駅まで直結している専用地下道、通称「ナッキー・モール」は、雨に濡れず動く歩道も完備された非常に便利な「黄金ルート」として知られています。しかし、ここには初心者の方が高確率でハマってしまう恐ろしい罠、「17時20分の壁」が存在することをご存知でしょうか。
この地下道はJRAの敷地内を通るため、実は管理上の理由で閉鎖時間が厳格に決まっているんです。中山記念が開催される日の最終レース(第12レース)の発走時刻は、例年16時台。その後、馬券の払い戻しを受けたり、場内で記念撮影をしたり、あるいは「あのアウトコースの伸びは凄かったね」なんて仲間と談笑していると、あっという間に17時を過ぎてしまいます。そして17時20分、地下道の入り口には無情にもシャッターが降り、スタッフさんによる「本日の地下道は終了しました。地上ルートへ迂回してください」というアナウンスが響き渡ることになるんです。
ナッキー・モール閉鎖のメカニズムとタイムリミット
なぜこの「17時20分」という時間が重要なのか。それは、この時刻を過ぎた瞬間に、法典門から駅へ向かう最短ルートが物理的に断たれるからです。地下道を使えば駅まで徒歩約10分という快適な移動が可能ですが、閉鎖後はぐるりと遠回りを強いられることになります。
| 時間帯 | ルートの状況 | 移動のしやすさ | Kの判断基準 |
|---|---|---|---|
| 15:50〜16:30 | 地下道(全開) | 混雑しているが流れる | メイン終了直後の「即帰宅組」はこの時間。 |
| 16:30〜17:10 | 地下道(限界突破) | 牛歩状態。動く歩道も停止 | 最も危険な時間帯。閉鎖に間に合うかの瀬戸際。 |
| 17:20以降 | 地下道閉鎖 | 地上の一般道へ迂回 | ここからは「体力勝負」の地獄ルート確定。 |
地下道閉鎖後の「地獄」の地上ルートの実態
地下道が使えなくなった場合、法典門から一度場外へ出て、住宅街を抜ける一般の歩道を歩くことになりますが、ここからが本当の試練です。中山記念の混雑を侮ってはいけません。この歩道、場所によっては大人二人が並んで歩くのが精一杯というほど狭い箇所があり、数万人規模の観客がそこへ一斉に流れ込むため、まさに「人間の河」状態になります。
信号待ちのたびに列が止まり、後ろからは次々と人が押し寄せる圧迫感。普段なら10分で着くはずの駅まで、25分、混雑が激しければ35分以上かかることも珍しくありません。特に冬場から春先にかけての中山記念の日は、日が落ちると急激に冷え込みます。人波に阻まれて動けないまま、冷たい風に吹かれるのは精神的にも肉体的にも相当なダメージになるかなと思います。
Kからの警告:お子様連れは特に注意!
この地上迂回ルートは、ベビーカーの利用や小さなお子様連れには極めて過酷です。人混みで足元が見えにくく、はぐれてしまうリスクも高まります。お子様連れの場合は、どんなに名残惜しくても、最終レースの確定を待たずに地下道が動いているうちに脱出することを強くおすすめします。
駅到着後も油断禁物!改札前の入場規制という二の矢
やっとの思いで船橋法典駅の入り口にたどり着いたとしても、まだ終わりではありません。中山記念の混雑がピークに達すると、駅構内やホームが溢れかえって危険な状態になるため、駅員さんによる「駅への入場規制」が実施されます。
改札の手前でロープが張られ、数十人単位で少しずつしか中に入れてもらえない状態になるんです。駅の入り口からホームの電車に乗るまで、さらに30分から1時間待ち、なんてこともザラにあります。武蔵野線のホームは狭いため、一度規制がかかると解消までにはかなりの時間を要します。
Kの帰宅サバイバル戦略
船橋法典駅をスマートに利用するための鉄則をまとめました。
- ICカードのチャージは午前中に:駅の券売機も大行列。残高不足で改札に引っかかると、後ろからの視線が痛すぎます。
- 最終レースは「モニター観戦」:最終レースが始まる前に駅の近く(地下道の途中や場外)まで移動しておき、そこでレースを見届けてから改札へ向かうと、規制の第一波をかわせます。
- トイレは場内で済ませる:駅のトイレも絶望的な混雑です。地下道に入る前に、スタンド内のトイレで万全を期しておきましょう。
中山記念の感動を一日の良い思い出として持ち帰るか、それとも「帰り道が辛すぎて二度と行きたくない」と思うか。その分かれ道は、この「17時20分の壁」をどう攻略するかにかかっていると言っても過言ではありません。もし、この時間制限に縛られたくない、もっとゆったりと帰りたいと思うのであれば、次に解説する「代替ルート」の活用を真剣に検討してみてください。帰り道の選択一つで、一日が台無しになることだってあるんですから。
※正確な駅の規制状況や地下道の運用については、当日の場内アナウンスやJRAの誘導指示を最優先に確認してくださいね。

京成東中山駅への徒歩で中山記念の混雑から脱出する
「武蔵野線のあの混雑にはもう耐えられない!」という方に、私が心からおすすめしたいのが京成電鉄の「東中山駅」へ向かうルートです。中央門から出て、住宅街を抜けるように歩いて約17〜20分。少し距離はありますが、こちらのルートを選ぶ人は比較的少なく、自分のペースで歩けるのが最大のメリットです。
公式の案内では中央門から東中山駅行きの臨時バスが出ているとされていますが、周辺道路の渋滞が激しいため、実は「歩いたほうが早い」という逆転現象がよく起きます。
京成線利用の隠れたメリット
東中山駅は特急は止まりませんが、快速や普通電車が頻繁に来ますし、何より車内が武蔵野線ほど「ギューギュー詰め」にならないことが多いんですよね。都心(日本橋や上野方面)へ帰るなら、京成線のほうが精神的な疲労度は格段に低いかなと思います。中山記念の混雑を物理的に回避する、まさに知る人ぞ知る迂回ルートです。

西船橋駅へのタクシー相乗りで中山記念の混雑を避ける方法
最後の一押しとして、最近流行っているのが「西船橋駅までのタクシー相乗り」です。正門を出て右側のタクシー乗り場には、常にタクシーが待機していますが、一人で乗るのはちょっともったいない。そこで、友人同士や、時にはその場で意気投合したファン同士で相乗りするんです。
中山競馬場から西船橋駅までは、道路が多少混んでいても15分程度、料金はだいたい1,400円から1,600円くらいです。4人で割れば一人400円弱。
| 手段 | 費用(一人) | メリット |
|---|---|---|
| 徒歩+船橋法典駅 | 約170円〜 | 最も安上がりだが、極度の混雑。 |
| 徒歩+東中山駅 | 約160円〜 | 自分のペースで歩ける。混雑少。 |
| タクシー相乗り | 約400円 | 座って西船橋まで直行。最強の快適さ。 |
西船橋駅まで出てしまえば、JR総武線、武蔵野線、京葉線、そして地下鉄東西線と、どの方面にもスムーズに帰れます。中山記念の混雑で疲れた体に、タクシーのシートは格別のご褒美になること間違いなしです。

満車を回避する周辺駐車場の探し方と情報活用
中山記念に車で行こうと考えている方、その決断にはかなりの覚悟が必要です。競馬場周辺は道が狭く、一度渋滞が始まると全く動かなくなります。JRA直営の駐車場は開門前には満車になるのが当たり前なので、基本的には公共交通機関を強くおすすめします。
それでも事情があって車で行く場合は、タイムズなどの駐車場予約サイトを駆使して、確実に確保しておくことが不可欠です。ただ、駐車場が確保できても、帰りの渋滞からは逃げられません。
競馬場の出口から周辺の幹線道路(国道14号など)に出るまでだけで、1時間以上かかることもザラにあります。中山記念の混雑は道路上でも発生するんです。車の方は、最終レースを捨てて早めに帰るか、逆に場内でゆっくり過ごして時間をずらすかの「究極の二択」を迫られることになります。

公式アプリで場内のリアルな中山記念の混雑を把握する
今の時代、頼りになるのはやはりテクノロジーです。JRAもDX(デジタルトランスフォーメーション)に力を入れており、公式アプリや特設サイトで場内の混雑状況を可視化する試みを始めています。
例えば、どのスタンドのトイレが空いているか、飲食店の待ち時間は何分か、といった情報がスマートフォン一つで分かるようになりつつあります。これをこまめにチェックしているかどうかで、中山記念の混雑に翻弄されるか、スマートにかわすかが決まります。
「現場の勘」も大事ですが、客観的なデータに基づいた移動は現代競馬ファンの必須スキル。ぜひ公式アプリをインストールして、当日はバッテリーをフル充電にして挑んでくださいね。

戦略的な立ち回りで中山記念の混雑を制するまとめ
さて、長々と中山記念の混雑対策についてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。この記事のポイントをもう一度整理すると、こんな感じです。
- 事前準備:指定席または入場券のネット予約は絶対!
- 場内回遊:11時の壁を意識して早めに食事と場所を確保。
- 帰宅戦略:船橋法典駅の17:20閉鎖に注意し、東中山や相乗りを活用。
中山記念の混雑は、そのレースがどれだけ多くの人に愛され、期待されているかの裏返しでもあります。熱気溢れる現場の空気は何物にも代えがたい体験ですが、一方で事前の戦略があるかないかで、一日が終わった時の疲労感が劇的に変わるのも事実です。
もちろん、当日の天候や急な開催変更、JRAの運用ルール変更などによって状況が変わることもあります。この記事の内容はあくまで一般的な傾向に基づいたアドバイスですので、正確な最新情報は必ずJRA公式サイト(https://www.jra.go.jp/)を最終確認するようにしてください。
私のこの「回遊術」が、あなたの中山記念観戦を少しでも快適に、そして実りあるものにする助けになれば幸いです。それでは、週末の中山競馬場で、最高のレースを楽しみましょう!
※本記事の情報は一般的な目安であり、最終的な行動判断は自己責任でお願いいたします。混雑時の安全管理には十分ご注意ください。
この記事を読んで、さらに中山競馬場の魅力を知りたくなった方は、ぜひこちらのサイトもチェックしてみてくださいね。
